金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
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95:吉田修一 『春、バーニーズで』

2005-09-15 11:29:37 | 05 本の感想
吉田修一『春、バーニーズで』(文藝春秋)
★★★★☆

短編集。最後の「楽園」以外は同じ主人公・登場人物による連作ですね。
血のつながらない子ども、という設定はたしか『熱帯魚』にも出てきたはず。
作者や主人公の、子どもに対するやさしい視線が感じられて、
なんだか気持ちがあたたかくなる。
携帯で絵文字を送るエピソードがかわいかったなあ。

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94:さくらももこ 『ももこの宝石物語』

2005-09-15 11:28:30 | 05 本の感想
さくらももこ『ももこの宝石物語』(集英社)
★★★☆☆

ノンノで連載されているのをたまーに読んでいたのだけど、
あらためて借りてみました。
図鑑で見たときには気にとめなかった石なのに、
これを読むとたちまち魅力的に見えてくるから不思議。
写真や博物館で見ているだけで満足だと思っていたけれど、
ちょっとがんばって、好きな石を手元においておこうかな、
という気分になります。
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