金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

100:平岩弓枝 『初春弁才船―御宿かわせみ〈29〉』

2005-09-20 11:36:28 | 05 本の感想
平岩弓枝『初春弁才船―御宿かわせみ〈29〉』(文春文庫)
★★★☆☆

昨晩出先で読むものがなくなってしまったため、購入。
幕末の世相を反映した、重い話が多かったような気がします。
やりきれない結末に、ちょっぴり気が沈む。
「メキシコ銀貨」では将来の小判商人との対決が暗示されていて
新鮮な感じでした。
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99:あさのあつこ 『NO.6 ♯2』

2005-09-20 11:35:26 | 05 本の感想
あさのあつこ『NO.6 ♯2』(講談社)
★★★☆☆

全巻を読んでからずいぶん間があいていたので、
話の筋をすっかり忘れてしまっていて、
読みながらだんだん思い出すという感じでした。
主人公は『MANZAI』の歩と似たタイプだな…。
主人公とネズミの関係は、その物語の焦点ともなるべき部分だし、
読者をひきつけるのだと思うのだけど、
悲しいことにまったく興味がわかない。
主人公が好きじゃないからかも。
話の展開はたいへんおもしろく、沙布はどうなっちゃうの!?と
どきどきしました(強い女の子が好き)。

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