金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

102:加納朋子 『いちばん初めにあった海』

2005-09-27 11:39:26 | 05 本の感想
加納朋子『いちばん初めにあった海』(角川書店)
★★★☆☆

ほかに気にかかることがあって集中して読んでいなかったせいか、
表題作の世界には入り込めず、盛り込まれたエピソードを
読みながらきちんと消化できなかった。
「えっ、もう終わり!?」と腹を立てていたのだけど、
一冊読みきって、こういう構成だったのか…とようやく納得。
加納さんの本では『レインレイン・ボウ』が好きです。

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101:吉本隆明 『共同幻想論』

2005-09-27 11:38:16 | 05 本の感想
吉本隆明『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)

この本、どうして買おうと思ったのかよく思い出せない。
小説のように手軽に読める内容でもないし、
買った当初は「序」の段階でつまずき、以後何度かに分けて
少しずつ読みすすめていた。
買ってから今までの短い期間の中でも、だんだん自分が
「わかる」状態に近づいていっているのが感じられて、興味深い。
まだまだ完全に理解したとは言いがたいのだけど、歯が立たないものを
何度も繰り返し読み、咀嚼していくのもいいものだなと思いました。
今後は今まで読んでこなかった種類の本に挑戦していきたい。

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