金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『ベイマックス』

2015-02-06 18:49:14 | 映画の感想
映画『ベイマックス』(ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ監督)
★★★★★

【シネマトゥデイのあらすじ】

西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが
数多く住んでいるサンフランソウキョウ。
そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、
たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。
深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した
風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。
苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの
優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、
タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。

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映画館にて。
繁忙期が終わってようやく見に行けた。
評判に違わぬ面白さ!
ディズニー映画の中でいちばん好きかも。
テンポよく進み、まったく飽きさせない。
ちゃんと子どもが楽しめる物語になっているし、
大人はそれに加えて世界観やオマージュも楽しめるという
おいしいつくり。
ロボットと人間の友情物語でもあり、家族愛の物語でもある。
主人公の男の子とベイマックスがストーリーの中心なのだけれど、
理系のオタクたちがヒーローとなる点で
脇役の物語も成立しているところがまたよし。
敵役のキャラ立てやストーリーはやや陳腐だけど、
それがテンポの良さに一役買っていたのかもしれない。
エンディングが凝っているところもよかった。
コメント
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