ついに三条天皇が退場。
我が強くてギラギラしてて、道長の意のままにならないしたたかなところも、
糟糠の妻を最後まで大事にし続けた愛妻家なところも、
とってもよかったよ~。
木村達成さん、このドラマで初めて知った俳優さんだけど、
テニミュでデビューした方なのか。
役に合っててとってもよかったよ~。
ここ数回の描き方から予想はしていたけれども、
全然ハッピーじゃない「この世をば」。
孫が帝になり、娘三人が三后に並び立ち、最高権力者となるものの、
娘三人は皆「自分は父親の犠牲になった」と思って冷ややかな態度。
廷臣たちには煙たがられてるし、
もう「民のため」なんて考えはなくなってしまっている。
「遠いところへ来てしまった」という感慨が、
まひろだけでなく、見ているこちらにも伝わってきたよ。
そして、夫の愛だけが手に入らなかった倫子さまただ一人が、
心から夫の栄華に満足しているのがまたよい。
たぶんもう、まひろと道長の関係には気づいているし、
道長に影が忍び寄っているのもわかっているうえで、
まひろに「枕草子のように、殿の生涯を書き留めてほしい」と依頼するの、
強すぎる正妻ぶり……。
来週、「栄花物語」を衛門先生が書くことになるんだろうけど、
またまひろが勧めるって展開なのかしら……?
【その他いろいろ】
・道長に「左大臣辞めろ」と率直に忠告してくれる公任。
まだこうやって言ってくれる友だちがいて良かったね。
前回の行成くんへの仕打ちはひどすぎた。
・道長「三条天皇の要求を呑みたくないから、仮病にしよう。
伊周の呪いってことで」
死んでからなおひどい目に遭わされる伊周。
呪詛しまくってたから因果応報だけどさあ……。
・道綱くん、君は最後まで癒やしキャラでいて……
・「いったい何のために出てきたんや」と思ってた松下洸平、
再登場するんか?
解釈が難しい。
まひろの歌を引いて詠んだ解釈になってた気はするが…
倫子さまのご満悦な顔はわかった!
来週は賢子が出仕なのかな。
残り少なくなってきたね…
彼女がどこまで今の道長を理解しているのか、
どう望月の歌を受け止めたのか、謎よね~。
オリジナル部分が多いだけに、どうやって終わらせるのか予想がつかないわ。