第15話「足固めの儀式」
板東のおじさんたち、コントやってないで
ちゃんと頼朝を始末しとけよ!!(怒)😡 😡 😡
上総介が殺されることは知っていたし、
上総介を謀反に加担するよう誘導した時点で
罠だろうなとはわかっていたけど、
あんな抵抗もできない形で惨めに殺されるなんて
あんまりだよ……。
上総介を、傲慢で押さえのきかない奴として描かず、
邪魔な存在であることはちゃんと描きつつ
愛すべきチャーミングな兄貴として描いてきたのも、
今回の悲劇性のためだって、知ってた!!
予想外だったのは、
「こんだけ頼朝にヘイト集めて、御家人たちに忠誠心ないじゃん!
承久の乱どうするの??」
という疑問に対して、
「それはもういいです。恐怖政治とビジネスライクな
『ご恩』(所領)でやってくから」
というアンサーに至ったこと。
上総介をみんなの前で殺害して、所領を分けてやることで、
千葉も三浦も頼朝の共犯になってしまった。
自分たちの謀反のせいで上総介が殺害されてしまい、
でも一族郎党のために所領はいるから、
この処分を呑み込むしかないのよね。
あと、景時の気持ちも頼朝から離れてるの、
意外だった。
前回、頼朝が景時の前で「最後に頼れる者は身内よ」って発言も、
これの仕込みだったのか。
こりゃあ、鎌倉で源氏滅びますわ……
嫌すぎる納得感!!
【その他いろいろ】
・嘘のつけない土肥殿。
マジで板東のおじさんたち、政治とか謀略とかできないのね。
・変わり身の早い比企のおじさん。おもしろすぎた。
・重忠の逆張りせずにはいられない和田義盛。
アホ可愛い。
・時政の「八重の産む子=北条の跡取り」発言に
顔を曇らせるりく。
こっちも、着々と先の展開の仕込みをしてますな……。
・範頼に対して実衣が「意外にできる」って言ってたのも
おかしかった。
今回の範頼はイケメンであった。
・先を知っているからそう感じるのかもしれないけど、
重忠もすでに悲劇性を内包してる……
「今度仲間を裏切ったら、先がない」
「頼朝殿が我らを信じていないのは、
梶原殿がよくわかっているはず」
きれいな貴公子をひどい目に遭わせないで!!
・政子「小四郎の頼りになるところ、初めて見ました」
目立たない折衝役をやらされ続けている悲しさ……。