内澤旬子『捨てる女』
★★★☆☆
【Amazonの内容紹介】
乳癌の治療の果て、変わってしまった趣味嗜好。
生活雑貨や家具、靴に洋服、長年蒐集してきたお宝本、
ついには配偶者まで。
40年の人生で溜め込んだすべてのものを切り捨てまくる、
捨て暮らしエッセイ。
講談社エッセイ賞受賞作『身体のいいなり』の後日譚。
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いつか読もう読もうと思いながらも、
ずっと読まないままになっていた本。
「めちゃくちゃ捨てて、捨てて捨てまくって、
読んでいる人は部屋を片付けたくなる」
みたいな内容なのかと思っていた。
思ったより片付けのモチベーションアップにはならなかったけれども、
全く知らない著者さんだっただけに興味が湧いた。
「捨てる」という行為よりも、著者さん自身が個性的で
そちらに目が行ってしまう感じ。
追記:
この記事を書いたあと、目録に入れようとして気づいたのだけども、
以前、すでにこの本のレビューを書いていた。
全部読めなかった、挫折した、という内容で。
まったく覚えていなかった……