佐藤二葉『アンナ・コムネナ1・2』
★★★★★
【Amazonの内容紹介】
「私が皇帝になって世界を平和にする!」
西洋中世唯一の女性歴史家、
ビザンツ皇女アンナ・コムネナの少女時代を鮮やかに描く!
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世界史から早々に脱落した人間なので、
「ビザンツ……聞いたことある! ヨーロッパ!」
程度の知識しか持ち合わせていないのだけども、
まったく支障なく楽しめる。
世界史の資料集で見た記憶だと、
ビザンツの文化は「金色!キラキラ!」の印象。
この漫画はオールカラーなのだけれど、
カラーじゃないとこのキラキラ感は出ないよね。
皇女であるヒロインは
傲慢で尊大とも受け取れる性格なのだけれども、
まだ子どもなので(スタート時は11歳)
無邪気さもあわせ持っていて、
政略結婚した夫くんを素直に「好き!」と思い、
それをストレートに表現しているのが可愛い。
夫くん、可愛いしいい子すぎる~。