彩花さんよォ、向かいのお姉さんにあんな嫌なことしといて、
虫が良すぎんか、ああん!?
……とは思うけど、落ち着くところに落ち着いて良かった。
息子がイケメンでスポーツも音楽もできて性格もよく、
女の子にモテるのなら、もうそれで十分じゃん!!
って他人は思っちゃうんだけど、
「医者になれるだけの頭の良さ」というのが
夫の最も突出した特徴なのだと思えば、
前妻の間に生まれた長男にそれがあって、
自分の生んだ次男にはそれがないというのは
耐えがたいことなんだろうな……というのも想像はできる。
自身も医者だった優秀な前妻への対抗意識の根底に、
夫への愛があるというのも理解できるし、
このあたりの人物や関係征の描き方はかなりしっかりしている。
マダムたちの間にも微妙ないざこざがあったり、
サブプロットもしっかり組まれていて見応えがあった。
第1話の中学受験の明暗で危ぶまれた主婦二人の友情も、
その後はゆるがずに守られて一安心。
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