宮下奈都『スコーレNo.4』(光文社文庫)
★★★☆☆3.5
【Amazonの内容紹介】
自由奔放な妹・七葉に比べて
自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。
そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して
4つのスコーレ(学校)と出会い、
少女から女性へと変わっていく。
そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた
自分のいちばん大切なものとは…。
ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を
淡く切なく美しく描きあげた傑作。
**************************************************
長らく積んでいた本。
骨董に映画に靴に、女性の好きなものがちりばめられていて
女性受けが大変よさそう。
個人的には、妹との関係にしても、骨董にしても、
もう少しエピソードを重ねて深掘りしてほしかったんだけど、
それを差し引いても恋の描写が瑞々しくて
どきどきして、本当にいい。
仕事の描き方も、心地よい。
最初は興味が持てずにうまくいかないのだけども、
自分と仕事の中に響き合う要素を見つけることで、
成功体験を積んでいく。
仕事を頑張ろうという気持ちにさせてくれる点でも
支持されそうな本だ。
★★★☆☆3.5
【Amazonの内容紹介】
自由奔放な妹・七葉に比べて
自分は平凡だと思っている女の子・津川麻子。
そんな彼女も、中学、高校、大学、就職を通して
4つのスコーレ(学校)と出会い、
少女から女性へと変わっていく。
そして、彼女が遅まきながらやっと気づいた
自分のいちばん大切なものとは…。
ひとりの女性が悩み苦しみながらも成長する姿を
淡く切なく美しく描きあげた傑作。
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長らく積んでいた本。
骨董に映画に靴に、女性の好きなものがちりばめられていて
女性受けが大変よさそう。
個人的には、妹との関係にしても、骨董にしても、
もう少しエピソードを重ねて深掘りしてほしかったんだけど、
それを差し引いても恋の描写が瑞々しくて
どきどきして、本当にいい。
仕事の描き方も、心地よい。
最初は興味が持てずにうまくいかないのだけども、
自分と仕事の中に響き合う要素を見つけることで、
成功体験を積んでいく。
仕事を頑張ろうという気持ちにさせてくれる点でも
支持されそうな本だ。