蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

創造都市   (bon)

2013-01-23 | 日々雑感、散策、旅行
先日、何かを見ていた時にフット目に止まりました。そういえば以前にも見たことがあるな。 

この手の言葉(創造・・)は、私の好きなワードで、すぐに具体的に利点とか何かが判明する式のものではなく、
もっと先を見たというか、今じゃなくてもうちょっと先にいいことがある・・なんて、
ちょっと無責任ムードもあるのか、そんなことを企画したり考えたりすることにワクワクするのですね。 
少なくとも昔はしていましたね。 

例えば、30年後の神戸をイメージする委員会(神戸市主催)のメンバになったりして好きなことを発表したり
していました。 私の場合は、情報通信というかいわゆるITを駆使した未来形を提案するのです。 
それで、発表はどうしたか? といいますと、ちょっと奇をてらって、原稿用紙に30年後の街の様子の様な事を
散文調で書いて提出しました。 ハイテクでなくて昔のローテク・・で。


前置きがずいぶん長くかかりましたが、いつものようにネットであちこち調べてここにご紹介します。

札幌市がこの創造都市に参加宣言していますので、その定義みたいなところをちょっと・・。

“文化芸術の多様な表現に代表される創造性を活かし、産業振興や地域の活性化などのまちづくりを進めている都市は
「創造都市(Creative City)」と呼ばれており、近年の都市戦略モデルとして注目されています。”

まあ、大体このような定義で、それぞれの都市の特徴をフィーチャーしながら未来形を取り入れて
活性化を目指しているというところですね。

例のウイキペディアには、創造都市ネットワークというのがあり、
“創造都市ネットワーク(そうぞうとしネットワーク、 Creative Cities Network)は、
2004年にユネスコにより創設されたプロジェクトのひとつ。映画、デザイン、文化、工芸など7つの分野から、
世界でも特色ある都市を認定したもの。「グローバル化の進展により固有文化の消失が危惧される中で、
文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を、都市間の
戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みが必要」との考えに基づいている。

2010年までにユネスコに認定されている創造都市は世界で21都市あり、日本からはデザイン部門で
神戸市と名古屋市、工芸部門で金沢市が認定されている。” とありました。

エジンバラ
(ネットから)

金沢卯辰山工芸工房
(ネットから)


また、文化庁では、この創造都市に関して次のような事業を推進している・・というのですが、何とも消極的ではありませんか。
表彰する・・事ぐらいしかできないのでしょうか?

“産業構造の変化により都市の空洞化や荒廃が問題となる中,欧州などでは,文化芸術の持つ創造性を活かした
産業振興や地域活性化の取組が,行政,芸術家や文化団体,企業,大学,住民などの連携のもとに進められてきました。
こういった取組は「クリエイティブ・シティ」として国内外で注目されつつあります。
ユネスコも,文化の多様性を保持するとともに,世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を都市間の
戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みとして,2004年に「創造都市ネットワーク」事業を開始しました。
 文化庁においても,文化芸術の持つ創造性を地域振興,観光・産業振興等に領域横断的に活用し,
地域課題の解決に取り組む地方自治体を「文化芸術創造都市」と位置付け,文化庁長官表彰,
国内ネットワークやモデルの構築を通じ支援しています。”

ようやく最近、文化庁主催で、神戸市、金沢市などが発起人となり、「創造都市ネットワーク日本
(Creative City Networkof Japan)」を設立することになり、国内の創造都市間の連携・交流活動を進めるとともに、
海外の創造都市との交流、国際ネットワークとの連携を進めるプラットフォームになることを目指し、
つい先日、2013 年1 月13 日に横浜において、設立総会と記念シンポジウムが開催されました。



MISIAの曲から・・







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