中国の越乃寒梅、八海山

以前、NHKの大河ドラマ「篤姫」がらみの焼酎の商標を巡るちょっとした騒動について、「商標ビジネスはどこへ行く」と題して取り上げましたが、

今度は海を越えた、中国での話、です。

中国といえば、北京オリンピックでも話題になった、

ミッキーマウスのそっくりさん

でも有名ですが、もともと著作権や商標など、知的財産権について意識が高いとはいえない中国ですが、日本酒造組合中央会（東京）の調査では、２５銘柄にも上る日本酒のブランド名が既に商標登録・登録申請されているとのこと（読売新聞の記事による）。

２５銘柄のうち日本酒は１８銘柄、焼酎は７銘柄。

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その銘柄を見ると、、、

既に登録済みなのが５銘柄

司菊、越乃雪月花、賀茂鶴、玉乃光、美少年
（賀茂鶴は登録取り消しを求めて審判を起こしているそうです）

また、審査中は２０銘柄

八海山、南部美人、雲海、櫻正宗、道灌、澤乃泉、隠し蔵、菊盛、高清水、越乃寒梅、白扇、上善如水、八潮、八潮杜氏、七福神、麿美人、JOUGO、メローコヅル・麿、小鶴くろ、むぎいち

これらのうち１０銘柄は、登録しないよう異議申し立てをしているが、「中国での認知度が低く、登録される可能性が高い」そうです。


登録自体は違法ではないので、ミッキーマウスとは同一には語れませんし、中央会も静観するしかないようですが、恐らくその銘柄の蔵元に売りつける「商標ビジネス」を狙ったものであり、ほめられた発想・行動ではありませんね。

「升本総本店」も登録されているのかなぁ。。。




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