ニュースで、総務省の調査での地域別の消費額で、福井市の油揚げ・がんもどきで全国一位V62を達成、ということをやっていました。
これ、「家計調査」という統計調査ですね。餃子の一位争いとかがよく話題になりますよね。
でも、ウチは酒問屋です。お酒でどんなことがわかるか。
経験上、「地域性」という側面と「世帯構成」「外食するしない」などの要素もあって一概に判断できないのですが、統計表をちょっとひねってみました。
具体的にはそれぞれのお酒の種類で、「1ml当たりの単価」というのを出してみた。
つまり、どのくらい高いものを飲んでいるのか、ということ。
まずは清酒。
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地域=都道府県庁所在都市&政令指定都市で、順序は名前の昇順なのでちょっと見難いですが、右端の和歌山市が低いことや、北九州や那覇市、大阪市、佐賀市、などが高いように見えます。ちなみに最も低い和歌山市と最も高い那覇市の比率は1.9倍です。
那覇市の場合、清酒は本土からの輸入?になるのでそのコストが高いのでは、と思いますが、その他比較的西日本が高い気がするのは何故なんでしょうね(むしろよく飲む東日本が安い?)。
で、ビールはこう。
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清酒に比べ横並び感が強いですね。実際最大と最小の比率を見ても1.1と、あまり変わりがありません。
その中で清酒が安めだった和歌山市がビールも安めなのは何故なんでしょう?
そしてワイン。
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ワインの場合、スーパーに行っても色々な価格帯のものがあるので差が出そうですが、確かにビールはともかく、清酒に比べても差がありますね。
最小の北九州市と最大の松山市の比率は2.4もあります。
東京が高いのは判る気もしますし、札幌や甲府などは地元産のワインを飲むから?という気もしますが、松山市が高いのは何故なんでしょうね?
(因みにビールや清酒ではむしろ低めだし)
松山といえば子規や漱石、道後温泉などですがワインには関係ないし、謎は深まるばかりですね。
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