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日経朝刊。
「日本酒」とあったので注目。
女子野球で町おこし
埼玉・加須 日本酒製造で連携
地域貢献で競技普及
「女子野球」で「町おこし」というのはスポーツでの地域振興という意味でよくある話ですが、それに「日本酒」が入るとどんな三題噺?
そう思ったのですが、記事を読むと何のことはなくて、地元(加須市)の女子野球の強豪校の選手が米作りなどで関わった日本酒が発売された、ということでした。
「選手が田植えや稲刈りを手伝い、さらにラベルのデザイン、宣伝まで参加」ということですが、まあ、こういう「●●が造ったお酒」というのって色々と聞きますよね。
その中で今回の話の一つの特徴は、監督さんの方から地域に貢献できないかと働きかけた、という点。
「加須と言えば埼玉県の米どころ」「米と言えば、加須には「力士」もあるし、日本酒」という起点で、監督さんが働きかけたということのようです。
そんな関係で他のネット記事なども見ていたら、「お!」と思う特徴がもう一つありました。
それは、
出来上がったお酒の100%が自分たちが育てたお米で造られている こと。
具体的にはタンク1本分を想定し、酒米1.2トンを作る作付面積を確保したということです。
(少な目のサイズでしょうから1000リットル?)
先ほど「●●が育てた米(芋)で酒(焼酎)造りというのはよく聞く」と書きましたが、実際には育てた米や芋を別に用意した米や芋と一緒に醸造し、そのタンクのお酒の一部をラベルを変えて、というケースが少なくありません。
(その方が少量から始められるのでリスクも少ない)
対して今回のケースは「タンク1本全量分の米を」という、最初からその気合でやっているのがスゴイ。
これが野球部根性でしょうか。
ちなみに加須で日本酒と言えばウチもお取引させて頂いている「力士」の釜屋さんですね。
何かの機会にお聞きしてみましょう。
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