牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

アルコール度数あたりの税金が最も高いのはビールで15円、最安はワインで2.3円!

2014-02-28 10:00:00 | 附属酒類経済研究所
そう言われると、確かにそうです。


消費増税、5%⇒8%の差は3%とも言えるんですが、東京新聞web版にこんなくだりが。


ビールは価格の半分近くが税金だ。消費税率が8%になったら、350ミリリットル缶の42%を酒税と消費税が占める

(ちなみにこの計算によれば、ビールが42%、発泡酒36%、第三のビールが27%、です)



業界の人にはおなじみ?の税率表も、「1kLあたり」ではなく、ビールの容量である「350mlあたり」に換算されています。

ほら
(ウィスキー129円、ビール77円、焼酎70円、発泡酒46円、日本酒42円、第三のビール28円、ワイン28円、です)






改正するなら、高級酒には高税率、大衆酒には低税率の原則にふさわしく、ビールの税率を引き下げるべきだ。お酒の種類で税率を変えるのでなく、アルコール度に応じて課税するのも一つの手だよ



度数に応じた課税、というのは、健康面では一つの手ですよね。


ちなみに上記の計算に準ずると、アルコール度数1%あたりの税金は、
 ウィスキー3.5円
 ビール15.4円
 焼酎3.5円
 発泡酒9.2円
 日本酒2.8円
 第三のビール5.6円
 ワイン2.3円
です。

ビールの法外な高さは別として、最も低いのがワイン、というのもちょっと意外ですね。
(ただ、輸入ワインには関税もかかっているので、酔っぱらうにはワイン、とは断言できない)

★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワイングラスで飲む日本酒。... | トップ | 案外いけそうです。ニッカウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事