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連日のニュースです。
洞窟やトンネル、あるいは雪中や海中でワインや日本酒を熟成させるという取り組み、色々なところで行われていますが、昨日、今日と連続で見聞きしたのが「海中熟成」。
東京湾からワインとれました 海底で熟成、不思議な深み
こちらはウチもお取引させていただいている深川ワイナリーさんが東京湾に沈めたもの。
「沖縄で泡盛を海に沈めたりしているが、東京湾ではここだけだと思う」。海洋大の清水悦郎教授は、こう説明する。ワインは水深3~4メートル、水温は15~20度ほどの海底で半年間にわたり寝かせたという。
ということでした。
一方、こちらは岩手は宮古市浄土ヶ浜の「青の洞窟」です。
「青の洞窟」海底でワインを熟成…5年後の"再会”へ、期待とふるさとへの思い【岩手発】
5年間とは、東京湾(半年)の10倍。
ソムリエ 松田宰さん:
海底だとワインの動きが少ないですから、香気成分が崩れないで、良い熟成の仕方をするという部分ですよね。水温が低いですから、ゆっくり熟成することによって、おおらかな味わいになり、角が取れるような感じになるので、そこに期待したいですね
うーん。
普通に考えると、海は海中も含め「波(波動)」がありますから、実は微妙な振動があって、それによって地上とは異なる熟成になるという気もします。
また、温度も、海は比較的安定していますが、映像での水深は6.6m。これくらいだと表面混合層なので表面と同じくらいだとして、今日の宮古湾の海水温は15℃。
お隣の山田湾ではデータを取っているようで、平年値では最高は21度、最低は6度と、年間に15度も変化があります。
どう考えても、ワインセラーなどの熟成庫よりも熟成は進む方向。
もちろん、海での熟成、ネタということは理解していますが、一応大学(偶然、どちらも東京海洋大学のようです)が関与しているので、何が起こりそうかは科学的に想像するのがお仕事ではないでしょうか。
この実験のことを5年後まで覚えていたら、このワインの熟成具合、是非聞いてみたいです。
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