牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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新川の右岸側の町名は「霊岸島」だったんですね。

2024-12-09 11:43:53 | 新川大神宮と新川




ちょっと前の休日、本屋さんに行こうと思って出かけた際に気が変わって見に行ったのはこちら。





2年位前に「開かれた図書館」として新装なった京橋図書館「本の森ちゅうおう」
建築としても話題になりましたし、図書館好きとしては気になっていたんですよね。

新川大神宮のホームページを作成した際にもお世話になった明石町の郷土資料館もここに入っていて、その地域資料室で歴史資料などを眺めていたら、、、

ホームページ作成当時もちょっと見て、欲しいな(でも高いな)と思っていた歴史的な地図集「中央区沿革図集(京橋区の部)」8000円のところ限定部数1000円でと書いてあるじゃあありませんか(9割引き!)。

テレビショッピングよりスゴイ値引き率に負けて、早速購入して帰りましたよ。





江戸後期くらいからの色々な地図が載っているのですが、戦災のがれきで埋め立てられた「新川」もちゃんと出ています。
興味深かったのは明治前期の土地の権利を記した「沽券図」で、新川界隈の土地の多くは下り酒問屋としても活躍した鹿島清兵衛や中井新右衛門が所有していたようです。





また、「新川」という町名も震災後にできたようで、しかもその時は新川の左岸側が「新川」で、右岸側は元々の島の名前「霊岸島」という町名だったんですね。

いや、面白い。
他にもネタがありそうですね。






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