きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeのカレー

2011-06-28 | 健康とか病院とか
当初「今回は軽い」だろうと思われたギックリ腰も時間が経つたびに辛くなり、夕方になる頃には普通にいつものギックリ腰となっていた。今回も1週間ぐらいはサポーター(100均で買ったもの)のお世話になりそうである。

会社ではイスから立ち上がる際に机に手をついたまま体が硬直していたり、歩き始めはヨロヨロしていたはずなのだが、例のごとく会社の人達は何の声も掛けることも無く、お茶をもってこいと言う。まぁ「痛いんです」と言った所で何かが変わる人達ではないので、こちらも言いもしない。

家に帰って定価100円のサポーターを探すのも一苦労で、タンスをあちこち引っ張って中をかき混ぜていたが、洗面所で見つかると言う番狂わせ。いつぞや風呂に入る際に取ってそのままだったのだろう。

ブログを遡ると、前回(3回目)が半年前で、その前(2回目)が3年前である。
3年前の時には医者でレントゲンを撮ってもらい湿布薬も処方してもらったので、それを探し出し、腰に当てた。
ブログを読むと「3割負担だと3,500円になるだろう」と書いてある。

くぅ。。。。


kekeが帰ってきたので事情を話し、今日はとても台所に立てない、カレーなら材料があるから作ってくれ、と頼むと、快く(なのか仕方なくなのか)引き受けてくれた。

玉ねぎはどのぐらいなのか、と言うので、「この小さい鍋で作るなら1個で充分だろう、炒めて水を注いだら肉を次々ヒラヒラ浮かべればいい(炒めてもいいけど)」とだけ言い残して横になった。
「具が少ないから昨日の残りのジャーマンポテトを入れるのはどうか?」と言うので、「あぁそこは任せたよ、あまり入れすぎると味が変わるからほどほどに」と答えた。

しばらくすると、台所から包丁の音が聞こえてきた。
何もしないで横になってるのに、包丁の音がするって、何十年ぶりだろう!
私はこの病気加減に楽しんだ。

やがてできあがったらしいが、kekeは水を入れすぎて具が少ないんじゃないか、と言うので布団から這い出して立とうとしたが、腰が痛くて立てず、kekeの肩を借りて立ち上がった。

たしかにいつものカレーに比べると具が少ないような気がするので、「ジャーマンポテトを入れた?」と尋ねると「入れてない」と言うので、それじゃ入れちゃおうと言って、じゃがいもを幾つか入れた。それから肉を追加しても良かったけれど、もうルーが入っていたので、ベーコンならいいだろうと冷蔵庫のベーコン(余り物)も入れた。

それがこのカレーである。


私は今日の感謝の気持を忘れずに、腰が治ったらkekeの好きなものをいっぱい作るから、と約束したが、ほとんど信用されていない。
カレーを作ってみた所で私自身も「何かが変わる人間」だとは思われていないのであろう。

実際そうかもしれないが、今日の日の事は忘れずにいたい。

ギックリする話

2011-06-28 | 健康とか病院とか
暑さと共に四十肩の状態も良くなってきて、もう傷むような動作はあまりない。

痛かった頃はあれをしてはギクッ、これをしてみてはギクッで、びくびくしながら腕を伸ばしていた。

一番参ったのは、お下品だけどワキのお手入れが辛かった。
ひじをあげるのが痛くてちゃんと上がらないのだ。

それから襟ぐりの細いかぶり物の袖を通す時。
腕を伸ばそうとするとギグッ。

最近はその動作が(痛いかどうか一か八か)で試してみるのだが、痛くない。
戸棚の上のものを取る時に差し伸べてみる。痛くない。
この繰り返しが、私に「安心」と「自信」を与えると言ってはオーバーだろうか。

今日はヤボ用があって、あちこちに寄るついでもあって、重めの布袋をしょってみたけど、大丈夫。
とてもうれしくなり、「体が自由に動くっていいことだ」と手を振って歩いてみた。

今、まだちょっとできてないのは、ラジオ体操第一の「腕を前から横に振り上げましょう」の腕を下から水平に振り上げる動作である。
80度ぐらいまでは上がるのだが、真横まで上げようとするとちょっと肩が痛いのである。

でも、そんな事はもう良くって、私は午前中、銀行や社会保険手続やら重めの布袋をしょって出かけた。
銀行はプライベートだったので、できるだけ早く1番に手続をしてもらわなくては、と思ってシャッターの前で開店を待った。
そして、運動会のスタートさながらに番号札を取ろうとすると、銀行のネエさんがやってきて番号札を取る前に「こちらの振込用紙に住所と氏名をお書きください」、と言う。

(そんなバカな、私は何分前からお宅の店の前で待ってると思ってるんですか!)とハッキリ言えないながらも急ぎの動作で必死にそれをアピールし、「仕事を抜けてきたのでちょっと急いでいるんです」と言うが、銀行のネエさんは「待たせませんから、まずはここにご記入を」と言う。(そう言うのが仕事だから仕方ない。)

そんなこんなで、またここでもやたらお急ぎの変なオバさんを演じつつ、振込を終えて、次に社会保険の手続もサッサと終えて、次に会社の方の振込(なぜプライベートと同じ所で振り込まないかと言うと自分の方の振込料が安く済むから!)を済ますべく、車で移動。

すると、ギクと感じるものがある。

私はハンドルを握りながら、前かがみになり必死で重心を前に移動しようと試みるが、いずれにしても運転席である。赤信号のたびに座りなおしたりして、懸命に銀行の駐車場に急ぐ。

そして、降りてみて分かった。
今度はギックリ腰になっていたのである。

「体が自由に動くっていいことだ!」と青空に向かって叫びたくなってから、わずか1時間半後のことである。

ギックリ腰はもう何度か経験済みなので、ゆくゆく治るであろう。

お陰さまで、イスから立ち上がるのが辛くて辛くてしょうがない。

OROから「課長の現場の住所を教えてくれ(今ナビで入力したい)」と言う電話がきたが、わざわざイスから立って調べに行くのが面倒なので、地番しか知らないことにしてしまった。