八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

星野ジャパン、不安な船出…

2008年07月18日 22時23分50秒 | プロ野球・高校野球
新聞にも同じような見出しが躍っていました。投手の精神的支柱と期待された上原は今シーズン調子が上がらず、とうとう結果を出さないまま選出されました。また、新井(神)、稲葉(日)などケガ人もいます。普通短期決戦の代表選出は、調子が良く体調の良い選手選手から選んでいくのが鉄則でしょうから、不安な船出となったわけです。

上原の場合は、学生時代から国際試合に滅法強いという経験と、投手陣のリーダーとしての役割を期待してのことでしょうが、昨日の会見では「雑草魂」と強気でならす上原の表情に自信喪失と戸惑いがありありと出ていました。星野監督は一週間の合宿で立て直すと言っていますが、それができればすごいものの、できなければ短期決戦だけに厳しいところです。アジア予選のメンバー24人中から19人を選んでいますが、これも「同じメンバーで北京へ」という浪花節的な発想ではなく、チームとして熟成する時間がとれないプロ選手の混成チームゆえ同じメンバーを選ぶことによりチームの一体感を維持しようという合理的発想からでしょう。ケガをしている新井、稲葉にしても、力がありながらチームバッティングができるところが、スモールベースボールを身上とする日本チームに欠かせない選手だからだと思います。しかし、限られた人数の中で、これだけケガ人や本調子でない選手を抱え込むことのリスクもかなりのものです。首脳陣がどれだけ調査、分析した上で選出したのかわかりませんし、選出選手の交代の自由度がどれだけあるのか知りませんが、星野監督の判断が吉とでることを祈りたいところです。
 
しかし、ダルビッシュ、涌井、田中将といったハツラツ(って死語?)とした若手や、和田毅、成瀬といった球の出所が分かりづらい両左腕、藤川、岩瀬といった日本で双璧の左右のストッパーと、超豪華な投手陣です。日本人投手のレベルの高さは実証済みですから、不安な船出が杞憂に終わることを祈りましょう。

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