八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

巨人の強さは本物か

2009年04月23日 23時29分51秒 | プロ野球・高校野球
開幕で一瞬つまずいたかに見えた巨人が圧倒的なペースで飛ばしています。今日も勝ち、2カード連続3タテです。まあ、2年連続リーグ優勝チームであるところにもってきて、ライバルと見られた阪神・中日がピリッとしないのだから当然と言えば当然です。
 
阪神はアニキ金本が一人気を吐いていますが、チーム最年長が一番目立つようでは厳しいですね。中日も昨年の福留に続き川上が抜け、ウッズも退団し、その穴を埋め切れていないようです。
一方巨人は、主砲高橋を故障で欠き、二岡・清水というかつての主軸を放出、エース上原をFAで失いながらも、ラミレス・小笠原・李・グライシンガーと豪華補強陣はダテではなく、さすが戦力が厚いですね。これだけなら、単なる金満球団との批判が先に立って終わりですが、原監督もいろいろ考えていて、去年芽吹いた若手がしっかり成長しているところが救いです。エース内海がWBC影響の調整不足かピリッとしませんが、原監督が一流の中で揉んでやろうという意図が見え見えのWBC選出だった亀井はしっかり結果を出しています。若手というには歳をとっていますが、鈴木もレギュラーに定着しました。そして、何より大きいのは、昨年は明らかに我慢して使っていた坂本が正真正銘の中心選手に育ったことでしょうね。投手では、東野が安定感、キレとも抜群の投球をしています。あの腕のしなりは藤川ばりでしょうか。越智、山口も頑張っています。
 
まあ、若手を育成するために各チームの四番を何人も獲ることが出来れば、育てつつ勝つということも楽ですが、巨人はここ10年以上他球団の主力をあさり、即戦力の新人をとって育てることが出来なかったので、育てているという事実だけでも進歩(というか過去を思い出した)といえるかもしれません。

コメント
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