今日はスポーツの秋にふさわしいスポーツサンデーでした!
ゴルフ
三井住友VISA太平洋マスターズで、石川遼選手(19)が今シーズン3勝目をあげました。シーズン後半は、高額賞金大会が続きます。賞金王レースで金選手に4千万の差をつけられていましたが、今大会の3千万の優勝賞金を手にし、差を大きく縮めました。
試合そのものは、首位でスタートした石川選手が大きくリードしたため、それほど緊迫感はありませんでしたが、それも地力があればこそでしょう。あっぱれな19歳です。
しかし、19歳ですでに9勝をあげ、守りに入らず、常に攻め続ける姿勢は、20歳でプロ入りし、21歳で米ツアー賞金王に輝いたタイガー・ウッズにその姿がだぶりますが、そのウッズが今季はプロ入り15年ではじめて優勝なしに終わったのは、皮肉な感じがします。
早熟な天才が、そのモチベーションや地位を維持し続けることは並大抵のことではないでしょう。石川選手が、このまま真っ直ぐに伸びていくことを願ってやみません。もちろんこの先、数々の壁や困難はあると思いますが、それはあくまでスポーツの世界だけのことであってほしいですね。
バレー
バレーボール世界選手権で日本女子が、アメリカを3対2で下し、銅メダルを獲得しました。いつも、帰宅した頃にやっていたので、これまではほとんど垣間見ただけですが、メダルをかけた今日の試合はほとんど見ました。
第3セットを失って、1対2となった時は、昨日同様、勝利に見放されたと思いましたが、第4セットにキャプテン荒木が入ってムードが変わって、セットをもぎとると、15点勝負の第5セットは、エース・サオリンが大車輪の活躍で、勝利を勝ち取りました。
しかし、完全アウェイの状況で、最後はアメリカも気持ちが切れたようにも見えました。バレーは長らく日本のお家芸で、環境が整っていることをはじめとして、いろいろな要因があるのでしょうが、W杯はずっと日本開催ですし、今回の世界選手権も日本開催でした。完全ホームの状況が圧倒的な有利というのは、否定がしようがありません。
日本国外での大会で勝利した時が本当の実力ということになるのでしょうが、バレーやバスケットは、どう考えても身体的な違いがあまりにも違いすぎて、同じ土俵で戦っている気がしないので、素直に32年ぶりのメダルを祝いたいですね。32年前と言えば、13歳です。小学6年生の時のモントリオール五輪で、エース白井貴子などの活躍で金メダルを獲得したのはよく憶えています。その直後の世界選手権以来のメダルとは本当に歴史的快挙です(五輪ではソビエトがボイコットしたロス大会で銅メダル)。
その他にも、走っていて見逃しましたが、大相撲が初日を迎え、横綱白鵬が連勝を63に延ばしたそうです。今場所は、双葉山の69連勝越えを視野に入れていますが、非公式ながら、江戸時代の横綱谷風の連勝記録が63だったのだそうです。まずは、その記録更新ですね。今度の土曜が双葉並び、日曜が双葉越えの日です。注目ですね。