今、会社で行かされている社外セミナーで、経営戦略策定にあたって、経営者やミドルがどのように関わっているのかということを研究しています。
いろいろな本や資料を読んだりした中でもたびたび出てきましたし、先日、日本でも有数の超優良企業の副社長の講義の中でも同じことが出てきました。
曰く、トップに必要なのは、「修羅場」の経験だということです。
生まれながらにリーダーシップ(というより、お山の大将)がある人もいますが、それだけで組織のトップが務まるわけではなく、後天的に身に付けることも多々あります。
その重要な機会が「修羅場」だということです。確かによく分かります。普段潜在能力のすべてを使い切ること出来ないのものですが、火事場の馬鹿力というように、極限的な状況では100%の力が発揮されることがあります。修羅場とは、そういう状況だろうと思います。
私自身は、本当に修羅場と言える状況は経験したことはないような気がしますが、それなりにきついと思う経験をした時期には、確かに成長したような気がします。
そういう意味では、散ドラだって毎回きつい思いをしているので、成長しても良さそうなものですが、「修羅場」とはただ負けてばかりでの「きつい思い」ではなく、先日のクライマックスシリーズの巨人のように、トップレベルのギリギリの戦いの中で、追い詰められた「きつい思い」なのでしょうね。
たかが少年野球かもしれませんが、考え出したら、なかなか奥深いものがあります。優勝を争うようなトップチームでギリギリのレギュラー争いをし、試合でも毎試合しびれる試合をするのか、散ドラで楽しく伸び伸び試合をするのか。
企業人としても、そういう選択の場面ってありますよね。なかなか難しいです。
今日のジョグ
久しぶりに4日連続ジョグ。
6.4km 34分05秒