八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ダルビッシュ、トミー・ジョン手術!

2015年03月18日 22時11分36秒 | プロ野球・高校野球

靭帯損傷の診断を受けたメジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、靭帯再建のトミー・ジョン手術を受けました。昨年、同じく肘を痛めた田中将大投手は、1年以上の離脱を余儀なくされるトミー・ジョン手術を回避する道を選びましたが、ダルビッシュ投手は、手術しか選択肢がなかったようです。来季以降の再起を願うばかりです。

 

靭帯は断裂したり、ひどく損傷した場合、元に戻ることがないとのことで、手術の是非を問題にするつもりはありません。ダルビッシュ投手も、手術については迷いはなかったようです。問題は、昨年田中将大投手がケガをした時に、ダルビッシュ投手が肘を痛める原因として問題提起した「中4日での登板」でしょうね。

 

メジャーでは厳格な球数制限がひかれ、日本の投げさせすぎを白眼視するむきがありますが、ダルビッシュは「中6日あれば肘の炎症はクリーンにとれるが、中4日では無理」と問題提起しています。事実、メジャーであれだけ厳格に球数制限しているにもかかわらず、トミー・ジョン手術をする選手はあとを絶たず、むしろ増えていることからもメジャー流のやり方への疑問が募ります。

 

今年帰国した松坂大輔投手も、高校から相当に投げ込んでいますが、本人はまったくそれを問題にしていませんでしたし、キャンプなどでも多く投げ込むことで調子をあげていました。しかし、渡米後は、メジャー流の調整や球数制限を余儀なくされた挙句、結局トミー・ジョン手術を受けています。だったら、好き勝手にやらせてやった方が良かったのではないかと思ってしまいます。

 

もちろん、中4日だけではなく、日本に比べて硬いと言われるマウンドなど、複合的な要因があるのでしょうが、厳格な球数制限をしていながらこれだけトミー・ジョン手術をする選手が出てくることを考えると、ダルビッシュ投手の提言も真剣に考える時に来ているのではないかと思います。結果(投手が故障しない)が出ていないのに、対応を変えないというのは、合理性を重んじるアメリカらしくありません。

 

いずれにせよ、多くのファンの期待を背負った選手たちが、長く戦列を離れることは残念です。日本球界だけではなく、メジャーの改革も期待したいですね。

 

 

コメント
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