昨日は監督が出張で不在だったため、監督から指揮を任されました。また、Yコーチと二人でしたが、折々、一人だけだったので、ちょっと気が立っていたかもしれません。
キャッチボールの時には、何度言ってもまったく足を使わず、ポロポロやってばかりのガクに相当キツイ言葉をかけました(散ドラ的にはです。あくまで。それも最近の散ドラです。散ドラでも昔はもっとキツイことを言っていました)。
滝ケ原に着いてからは、荷物を運ばず、勝手にチームと離れてトイレに行こうとしていたコウヘイとケンタを叱り飛ばしました。上級生としてやるべきことをやらず、悪い見本になると思ったからです。二人に限らず、最近の子たちは、労を惜しむ傾向にあります。残念なことです。
これが功を奏したのかどうかは知りませんが、この後の練習で、ガクはかつてない真剣な走りをしていましたし、試合中も、しっかり準備をしようとしていました。コウヘイも守備でいい動きを見せましたし、ケンタも本塁打を放ちました。
精神論ではなく、練習や練習態度は、必ず結果につながってくるものだと思います。「何言ってんだ?」ではなく、ちょっとしたきっかけにでもなるといいんですが。どんなに叱ったり、怒鳴ったりしても、結局、自分自身の気持ちが変わらなければ、何も変わりませんからね。
逆に、ほんの小さな灯でも、自分自身の中に灯ったものは、決して消えることはないと思います。少人数でも、それぞれがそんな灯を持ったチームになれば、強くなると思います。今も、そんな選手がチラホラといます。このチラホラが、過半数を越えてくると、雪崩を打ったように強くなってくると思います。そして、その灯を点けるのは、監督・コーチの仕事であるとともに、選手たち同士の働きでもあると思います。
がんばれ、散田ドラゴンズ!