八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

清原和博、逮捕!

2016年02月03日 22時34分58秒 | プロ野球・高校野球

昨日の夜、衝撃的なニュースが飛び込んできて、今日もいろんな人のコメントがニュースになっていました。また、私だけでなく、多くのブログやSNSでも、話題となっているのではないかと思います。日中もそうだったでしょうが、夜のニュースもトップニュースです。それほど衝撃的です。

 

私も、大方の人と同じ感想です。歳は少し下ですけど、KKコンビでの甲子園での活躍はあまりにすごすぎて、まぶしく仰ぎ見るような存在でした。プロ入り後も、無冠に終わったものの輝かしい実績を残し、昭和から平成にかけての正真正銘のスターでした。そんなスターのまさかの転落に、驚きと残念な気持ちでいっぱいです。

 

そして、もう一つ最大の感想は「何故?」ですよね。地位も名誉も得て、別れたとはいえ大切な家族もいる、50歳近い大人が、何故こんなことをしたのかです。

 

強面な見た目とは裏腹に、心の弱さが一番の原因でしょうね。そして、その原因は、若い頃からスター選手として人の中心にいてチヤホヤされ、親しい人はたくさんいても、本当の意味で彼に意見できる人もおらず、いたとしても意見を素直に聞ける人間に育たなかったことが大きいのだと思います。

 

才能があることは素晴らしいことです。しかし、その才能を本当に花開かせるためには、自分をしっかり律していけるというもう一つの才能が必要です。野球界のスーパースターで言えば、長嶋茂雄さんには立教大の砂押監督や巨人川上監督などがいて、王貞治さんには厳しい父がいました。松井秀喜さんも父や星稜・山下監督に厳しく育てられました。

 

残念ながら、清原は有り余る才能を持ちながら、本当に厳しく躾ける人がおらず、いたとしても自分に対する厳しい声を受け入れることができず、自らを律する能力を持てず、自ら黒い人脈に近づき、近づけたのだと思います。本当に残念です。

 

彼の更生を期待する声が多いですが、現実をシビアに考えると、50歳近い人間が犯した罪の内容は一時の気の迷いとは言えず、更生や社会復帰は並大抵のものではないと思います。少なくとも薬物に手を出し、常習していた気持ちの弱さを考えればなおさらです。本人の改心はもちろんですが、本気で彼を更生させるだけの身近な人間がいるかどうかですね。

 

しかし、仮に彼が立ち直ったとしても、高校野球史上最高に輝かしい歴史であるPL学園の黄金時代を振り返るたびに、この暗い記憶もつきまとうことになり、本当に残念です。復活を目指すPL学園にとっても、重荷となりますし、それ以上に球春を迎え、野球人気復活に向けた流れに大きく水を差すことになります。

 

重ね重ね本当に残念です。

 

 

コメント
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