ドン菅首相は相変わらず知らぬ存ぜぬで居座りを決め込んでいます。首相が辞めないと言えば、ここまで踏ん張れるんだというよい事例になっています(ただし、不信任案をペテンで一度やり過ごすことが条件で、今後二度と「一定のめど」は通用しないでしょうけど)。
しかし、バ菅首相は、踏ん張り時を間違えています。一度は威勢よくぶちあげながら、旗色が悪いと見るや簡単に旗を降ろした消費税増税やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)など、本気で貫きたい政策があれば、その時にこそ踏ん張るべきでした。
しかし、この一年、政については何一つ踏ん張らず、退陣表明をした今になって、居座りを踏ん張って、まったく何をやってんだかと思います。それを糊塗するためか、今になって「再生可能エネルギーは思いの強いテーマ」などと唐突に言い出す始末です。だったら、震災前のエネルギー政策は一体何だったのかということです。
そして、信条が「諦めないと参加民主主義」だそうです。本当に笑えないギャグです。政策である消費税増税やTPP参加はいとも簡単に諦めて、何よりも必死に諦めずに戦っているのが「首相の座」だけです。それも、ハレンチ菅首相が、何も成し遂げずに、ただのイスにまで貶めてしまったつまらない座になり果ててしまいましたが。それに参加民主主義ってどういうことでしょうか。今の政治には誰も参加もしてませんし、進んでもいません。
本当に後世に名を残すトンチン菅です。
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