4月25日(日)から大阪、京都、兵庫、東京に3度目の緊急事態が発出されています。大阪を中心とする関西地区での感染者激増が続き、それを追いかけるように東京も増えてきたため、乗り遅れたくないかのように小池百合子都知事が追随した感じです。そして、大阪吉村知事や小池知事が、人流を止めることが重要だとして、これまでの飲食店に加えて、百貨店やテーマパークなどを休業対象にするように要請をしました。百貨店でクラスターが発生した例がないなどとして、百貨店の業界団体が休業要請をしないように要望しましたが、政府は知事の要請そのままに休業対象としました。そして、この休業に対する協力金が、何と20万円だということで、さすがにこれに対しては、批判を通り越して呆れるようなコメントがメディア、ネットで溢れています。従来の飲食店への要請でも、1日最大6万円の協力金となっていましたが、自前の物件で家族経営の小規模な店舗などでは十分に保障されるのに対し、大規模なチェーン店ではまったく採算が合わないという批判が言われていました。今回のケースの都心の百貨店の売上規模は、大規模チェーン飲食店の比ではありません。「人流を止める」ことを大義名分に特定業種を狙い打ちにした休業要請をしましたが、その対価がこれではまったく大義名分が立ちません。しかも、緊急事態宣言が発出されても、劇的に人流が減ってはいません。これに対して、この政策を立案し、実施した、吉村知事、小池知事、政府関係者はどう責任を取るのでしょうか。吉村知事や小池知事は、協力金を決めるのは政府だと責任転嫁をするのでしょうが、無責任にもほどがあります。本気で人流を止めるのであれば、こんな個別業種を狙い打ちした休業要請ではなく、公共交通機関を止めてロックダウンに近いことをしないと仕方がありません。飲食業にも酒の提供の中止を要請をしましたが、屋外での立ち飲みが増える始末です。こうした事象を取り締まる条例でも準備しなければ、そうなることは想像が付いたはずです。本当に、政府、自治体は、この1年以上何をしていたのでしょう。本当に腹が立ちます。
それはともかく、私も東京で働いていたら、また緊急事態宣言に振り回されて大変だったと思いますが、3月から北関東の事業所に転勤になったので、現段階では、まだ普通の日常を過ごしています。東京から通勤していたら、それも気がひけるところですが、先月下旬から単身赴任しているので、まったく問題ありません。
赴任先を北関東とぼやかしていましたが、もったいぶるようなところでもないのではっきり言えば、群馬県です。群馬県と言えば、言わずと知れた温泉大国です。そこで、ゴルフもしない私としては、休日の過ごし方の一つとして、温泉巡りをしようかと思っています。
昨日も15km弱ジョギングしたあと、前橋のとんかつの有名店で昼食を食べてから、近くの日帰り温泉に行きました。そして、今日も休みだったため、峠越えしてかつては隣町だった吉井町まで17km弱ジョギングしました。峠越えで足の疲労はマックスだったので、絶好の温泉日和です。ということで、今日は有名な伊香保温泉に行ってきました。地元出身ですが、家族旅行をするような家庭ではなかったので、子どもの頃に行ったことはなく、大人になってから帰省の際に近くのグリーン牧場に行った時に寄ろうとしましたが、あまりの渋滞で断念したため、行ったことがなく、初の訪問となりました。
伊香保と言えば、当然石段です。上の方まで車で行けるのでしょうが、やはりここは石段を行かねばです。ちょうど365段ある石段は、17km走った足にはきつかったですが、何とか登り切り、そこから湯元の露店風呂の案内があったので、そのまま奥に進みました。ちょっと距離はありましたが、人も少なく、緑が心地良く、足の疲れも気になりませんでした。最近の日帰り温泉は綺麗なところが多いですが、着いた露天風呂は、野趣溢れた雰囲気で相当渋かったです。これで単身赴任後、3軒目の温泉です。100軒以上の温泉が載っている「ぐんまの源泉パスポート」という本を買ったのですが、単身赴任中に制覇できるかどうかチャレンジです。
4月のジョギング
107.1km 5:58/分
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