ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子育てつらいですか?

2010年05月15日 | 出産・育児
我が家の庭はツツジが真っ盛りです。
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昨年、剪定をしたので素晴らしい花を咲かせてくれました。
「手をかける」その素晴らしさを実感しました。
皆さんわが子にも手をかけてあげてください。
   *  *  *  *  *  *
最近、赤ちゃんを抱くお母さんの顔が暗く、
悲しそうな顔で赤ちゃんを抱いている光景に良く出会います。
そんな赤ちゃんは「悲しそうな顔」をしています。
これらのお母さんに共通しているのは「声かけ」が少ない。
大泣きしたら「祖母」が抱き取ってしまう。
祖母が抱いたら「泣き止む」
そして「子育て」に対して「自信」を失う。
この悪循環の繰り返しが育児不安を生む。

ここから「脱却」するためには、積極的に赤ちゃんと関わることが唯一。
そのためには、鏡に向かって「笑顔」をつくる練習をする。
笑顔で赤ちゃんを抱くことで赤ちゃんも安心します。
赤ちゃんは常にお母さんの顔を見ています。
お母さんの「瞳」に映る赤ちゃん自身の顔を見ています。
母子の相互作用です。
お母さんが悲しければ赤ちゃんも悲しい。
その「負の連鎖」が子育てを辛いものにしています。

祖母は、子育ての応援団です。
応援団は、プレイには参加しません。
祖母が必要ないのに赤ちゃんを取り上げてはいけません。
お母さんが楽しく子育てできるように「支援」してください。
支援とは、お母さんを応援し励ますこと。
料理や洗濯などの家事を支える。
それも二週間くらいです。
家事や育児の両立をはかるためには、訓練が必要です。
それを覚えてください。
里帰り分娩で「天国」「手抜き」を満喫していると、自宅に帰ってから「地獄」が待っています。
赤ちゃんは「なれない環境」に戸惑い、不安から泣きます。
適応するまで時間がかかります。
その間に、多くのお母さんは「育児不安」になります。
心がパニックになり何も手がつかなくなります。
お母さんがイライラすると赤ちゃんも不安でイライラします。

思っただけでぞっとします。
出来るだけ里帰りを止めて夫婦でお産をしましょう。
祖母には、来てもらうのが一番いい方法です。

安易な「手抜き」は取り返しがつかない結果を招きます。
産後すぐから夫と共同で子育てをし、祖母に応援に来てもらうのが最良の方法です。
笑顔の子育てが出来るようにお祈りしています。
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コメント (15)
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