ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

2歳児は大変

2012年10月29日 | 子どもの成長
Img_2041


2歳になりイヤイヤが始まり大変です。
叱る回数が増えました。
言うことを聞かず困っています。
等々の相談を受けます。

その時に決まって言う言葉は「よかったね」です。
お子さんは「魔の2歳児」です。
こうと決めたら譲らない大変な日常ですが、叱ったり親が怒って全てを制止してはいけません。
伸びる力を殺いでしまいます。
テーブルや椅子に上ったりしているようですがこれも禁止するだけではいけません。
危険がないように見守りながらいろいろな体験をさせてあげてください。
自分の能力を知る上で大切なことです。
かんしゃくを起こしたり、周りの子の玩具をとっても仕方ないのです。

2歳児は、自分で何でもやりたがります。誉めてあげればお手伝いもしてくれます。
お母さんやお父さんの言いつけた用事を喜んで手伝ってくれます。

食べ物をいやがったりテーブルにのったらしばらく見ていて上げてください。
子どもに、テーブルに経つことが「いいことか」「わるいことか」聴いて選択させることも大切です。

この時期には、感情のコントロールも学ぶ時期です。
喜怒哀楽を地でいきます。泣いたり笑ったり怒ったり、かんしゃくを起こしたり。
感情表現を素直にするからです。素直に出来るように親が育てたのです。それは素晴らしいことです。

わが子が困難や心の痛みを感じているようであれば抱いてあげてください。
親も愛を素直にわが子に与えてください。
いつまでも2歳は続きません。まもなく終わります。
あなたが大きな心で包んで上げてください。

親にとって2歳児はとても扱いにくい。
でも、わが子が世界を広げるチャンスです。その芽を摘まないでください。
わが子の成長を喜んでください。
おめでとう。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする