ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

妊娠中のタバコの影響!!!

2007年12月26日 | 妊娠・子育て中のたばこの害
妊娠中喫煙の影響は?

「結婚して半年の28歳の主婦です。子どもはほしいのですが、妊娠したらたばこは
やめた方がいいのでしょうか? 大学時代にたばこを吸い始め、喫煙歴は6年、1日
20本です。喫煙歴が妊娠、出産、子どもの成長に影響することがあるのでしょうか?
 正直言って禁煙に自信がありません。」


 喫煙によりニコチンや一酸化炭素が胎児に低酸素状態などをもたらし、流産、早産、
低体重児出生、先天奇形、生後1週間以内の死亡が増加します。喫煙妊婦の早産頻度
は1.4~1.5倍で、1日20本以上喫煙すると200グラム体重が少なくなること、
夫が喫煙者である妻は、低体重児を出産する割合が1.2倍高いことが報告されてい
ます。

 出生後も乳幼児突然死症候群で死亡する確率が4.8倍、小児喘息(ぜんそく)が
1.75~2.25倍に増加するというデータもあります。たばこがやめられないのは
心理的依存と、ニコチンに対する身体的依存より成り立つ薬物依存症のためです。禁
煙外来で治療を受けると良いでしょう。

 依存症は母子関係性障害が原因のことがあり、関係性障害は母から子に受け継がれ
るので、妊娠早期から胎児に語りかけ、出生後は母乳育児により関係性を強化する必
要があります。

しかし、妊娠するとタバコが旨くなくなると同時に、欲しくなくなる方も多いです。
妊娠と関係なく、タバコは矢得るべきだと思いますが、依存症と言う病気として考える必要もあります。



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