ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

NHKにおしゃぶりの再質問!!

2008年09月25日 | おしゃぶりの弊害
先日のあきれた回答にたいして、再質問書を郵送しました。
NHKの体質がよく現れた回答です。
自分たちは正しいという傲慢な態度にあきれる。
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日本放送協会
会長 福地 茂様

              特定非営利活動法人たまごママネット
                      理事長 新井一令
        〒550-0006 大阪市西区江之子島1-7-3-1110

               再質問書
貴職におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
先般、「みんなのうた」の番組の内容について質問書を送付させていただきましたが、
番組の担当者から回答をいただきましたが得心がいきませんので再度、
質問をさせていただきます。
誠意のある回答を望みます。
***************
特定非営利活動法人たまごママネット
理事長 新井一令 様
この度は、NHKの放送に関しまして貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
以下「みんなのうた」の制作担当部署より、ご質問へ回答させていただきます。
◇ 「みんなのうた・べいびーろっく」について
「おしゃぶり」に関しまして、様々な議論、ご意見があることは認識しております。
今回ご指摘の「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。母子健康手帳の文言にも「おしゃぶりは早めに卒業しましょう」とありますが、今回の作品でも、主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。また特に「おしゃぶりの長期使用」を想起させる表現はない、という点を鑑み、総合的に「作品の映像表現、キャラクターデザインの一つの要素」として許容されると判断いたしました。

厚生労働省の児童家庭局母子保健課によりますと、ご指摘の母子健康手帳の改正はあくまで、おしゃぶりの「長期使用への注意喚起」であり。「使用の禁止」を示唆するものではない、とのことでした。
その理由として、母子健康手帳の改正を検討する際、医療関係者から様々な意見の中に「おしゃぶり使用は赤ちゃんの情緒の安定につながる」「赤ちゃんがよく眠れる」という効果に関する報告があったことをあげています。
また専門の研究機関からも「この件は長年にわたって様々な議論、研究がされており結論は出ていない。今回の母子健康手帳も長期使用に関しての注意喚起であるので、現時点で「おしゃぶり」の使用自体を中止する必要はなく、必要に応じて医師に相談すれば良い」との見解が示されています。以上の理由により、今後も予定通り、放送を実施する所存でございます。

今回は貴重なご指摘をいただき、誠にありがとうございました。
今後も放送における表現に関しましては、慎重に検討を行い、最新の注意を払っていく所存でございます。
  平成20年9月17日
 NHKみんなのうた
     大石 淳
* *************

という回答をいただきました。
それに対して、再度の質問をさせていただきます。

全くもって身勝手で自己の正当性を主張する欺瞞に満ちた回答です。
おしゃぶりのデメリットについて全く触れていないことに驚くばかりです。

質問1
 下記の内容やテーマは、偏見と勝手な思い込みであると思います。
「べいびーろっく」は、あくまで架空の設定ですが「早く一人立ちしたい」という赤ちゃんの気持ちをテーマにしたものです。」

赤ちゃんは早く独り立ちしたいと、本気で思っているのですか?
赤ちゃんは、ゆったりとその子のペースに合わせて成育していくものです。
子育てに焦りは禁物です。

そこで質問です。
質問1
「主人公の赤ちゃんが「成長途上」にあり、「やがて卒業するもの」ということを表現する要素として「おしゃぶり」「おむつ」「トイレ」などが登場しています。」赤ちゃんが成長途上でありやがて「卒業するもの」とある」が何を
卒業するのですかお答えください。
質問2
おしゃぶりは、与えなければ止める必要はありません。
一度、おしゃぶりを咥えてしまううと、離すのが大変です。多くの親が悩み後悔します。
そのようなことは認識されていましたか?
質問3
おしゃぶりは、卒業とは関係ないと思いますがいかがでしょうか、お答えください。
質問4
赤ちゃんは、お母さんの元で愛情をたっぷり受けることで、自尊心や自立心が備わっていくのです
。成長ではなく発育であり発達です。
それを「育む」ことを育児といいます。今回の映像表現にはそのような意図が見受けられません。
再度その見解を質します。

質問5
 乳児のおしゃぶりの使用は、赤ちゃんの独り立ちを阻害するものではありませんか?
何故ならば、喃語や言語を発することを阻害し、言葉の遅れを誘発しますがこのことについてどのように認識をおもちですか、お答えください。

質問6
 おしゃぶりの使用は、依存症を誘発すると思いますが見解をお答えください。

質問7
 下記のような症例が報告されています。
 症例1、3歳2か月女児-交叉咬合・下顎前突(ピジョンおしゃぶりを生後6か月から現在まで寝る時昼2時間・夜1時間使用)。?
症例2,2歳6か月男児-開咬5mm(NUK〈コンビ製〉おしゃぶりを生後3か月頃から寝る時に1日約4~5時間使用。鼻呼吸と顎の筋力のために使用)?☆2歳0か月女児-開咬2~3mm(NUKおしゃぶりを生後6か月ぐらいから鼻呼吸のために1日約2~3時間使用。
いかがですか、赤ちゃんが自ら欲しがってしゃぶるわけではありません。
 子どもたちの被害は甚大です。
おしゃぶりは、本来、親が与えなければこのような事態にはなりません。
おしゃぶりの使用を誘発するような映像表現に憤りを感じます。
貴協会のお考えをお答えください。

 質問8
  今回の映像を企画する時点で、おしゃぶりの使用による裁判についてご存
 じでしたか?お答えください。
  また、今回の歌の企画書や関連の資料の情報提供を求めます。
 提供して頂けなければ、情報公開請求を求める予定です。

ご多忙中、大変恐縮ですが、至急回答をいただきますようお願い申し上げます。

最後に、貴協会のさらなるご発展を祈念いたします。
                                 以上
****************
以上のような内容の質問書です。
はてさて、どのような文書が届くのか楽しみである。



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