夜泣きで、5回前後授乳をしていて、乳首が痛いという相談に、助産婦の若松さんに答えていただきました。
素晴らしい回答ですので、皆さんに紹介します。
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2歳1か月の男の子の母親です。以前断乳で悩んだ時にこちらで「断乳しなくてもよい」と
教えて頂き、今も授乳を続けています。
一日に寝る前、夜泣きで5回前後授乳をしていますが、最近乳首が痛くなってきました。
噛まれて出血することもあります。噛まれていなくても、20分が限界でそれ以上は授乳がつづけ
られません。20分以内で眠ってくれればいいのですが、眠れない時は「ごめんね。痛いから。」
と言って止めさせざるを得ない状態です。抱っこしても眠れない時(ほとんどいつもそうなので
すが)は、「おっぱい飲む~。おっぱい痛くない~。」と泣き続けます。
放っておけないから、痛いのを我慢しながら飲ませています。飲み終わると、くっきりと歯型が
付いています。
乳首カバーのようなものを使ってみましたが、嫌がって取ってしまいました。
自然におっぱいとサヨナラできる日を待っています。
息子も私もつらくないように、授乳が続けられる良い方法はなにかありせんでしょうか?
回答 たまごママネット医師団
自然卒乳を待ちたい。けれど乳首を噛まれるのはとても辛いですよね。
とてもデリケートなところですから、目に見えない傷でさえ、
とびあがりそうなほど痛みを覚える方もあります。
お子さんは2歳1ヶ月とのこと。ちょうど自我が芽生えイガイガしたり、
ドキドキしたり、ワクワクしたりとこころの発達も目覚ましいころ、
いろんな体験をおっぱいが癒してくれているのでしょう。
けれどお母さんにしては噛まれ続けるのはさすがにかないませんね。
「噛むとおっぱいが痛くて、あげたくてもあげられなくなるんだよ。
どうか噛まずにおっぱいを吸ってね。」と
お願いなさってはいかがでしょうか。
そして噛まれたらすみやかに乳首をはなしてみられては。
お昼間はしっかり外遊びをして、お昼寝は短目になさり、
日が昇るころにはしっかり起きる習慣も大切かと思います。
お役に立つか分かりませが試してみて下さい。
利発そうなお子さんです。きっと分かってくれるのではないかと思います。
若松寿美恵助産婦 08.7.3
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素晴らしい回答ですね。
子どもの心の発達を理解してあげることで、こそだてが楽しくなります。
夜泣きやむずかるときには、心や体が大きく発達しているときかもしれません。
その訴えをキャッチ出来るようになるといいですね。
心穏やかにしているとわかるようになります。
したことがあります。
そのとき、同様のことを赤ちゃんに語りかけるようにアドバイスをいただきました。
当時まだ5ヶ月くらいだったでしょうか。言葉は解らなくとも、つたわるから、と。
初めは正直半信半疑でしたが(スミマセン)、授乳の時に必ず
「おっぱい、大事大事ね。やさしくチュチュしてね。上手だね、ありがとうね」
「カミカミしたくなったら、ペッしてね」と繰り返し語りかけていました。
すると、しばらくして気づいたのです。息子が噛まなくなっていたことに。
もちろん、どうしても歯がむずむずとかゆいときや、
ものすごく眠い時などはつい噛む時もあります。
そういったときは笑顔で「カミカミしたから、ごちそうさまね」と乳首を離しました。
今9ヶ月になろうとしています。歯は早く、上下4本ずつ生えています。
でも、噛まれることは殆どありません。
語りかけのセリフも、バージョンアップしました。
「やさしくチュチュしてね。上手だね。ありがとうね。やさしいね。
おかあさん、○ちゃんがやさしくしてくれるの、ちゃんとわかってるよ。
だから、とっても嬉しいよ。ありがとうね、ありがとうね。やさしいね。」
言葉の意味は解らなくても、気持ちは伝わっている、そう信じています。
夜中も睡眠時間を削って、授乳されているお母さんはえらいなぁと思います。お母さんの体は大丈夫ですか?
私の場合、6か月ごろまでは夜ぐっすり眠れていた第二子が、引越しを機に夜泣きをするようになりました。その度に授乳していたのですが、だんだん夜泣きの感覚が短くなってきて、最後は1時間おきに泣くようになりました。
時には、おっぱいを嫌がり、おっぱいをあげてもなき、あげなくても泣き叫ぶこともありました。そのころは、私は朝にはクタクタでした。子どももちゃんと睡眠をとれてなかったのか、午前中に寝るようになって、「なにかがおかしい!」と思うようになりました。(昼間はなぜかぐっすり寝ている!)
ちょうど検診があり、小児科の先生に相談したところ、「おっぱいがおしゃぶりのようになって、おっぱいがなくては寝れなくなっているのではないか?」「おっぱいを飲みすぎて、気持ちが悪くて泣くこともあるのではないか?」「子どもは自分で寝ることができる力があるのに、このままでは、親も子どもも良質の睡眠がとれない」というようなアドバイスをもらいました。
そう言われて、確かにおっぱいがおしゃぶりの代わりのようになっていると思いました。その日から思い切って、授乳回数を減らし(しばらく激しく泣いていましたが、すぐにおっぱいをあげずにしばらく泣かせてから、授乳したり、授乳時間を減らしたりしました)、かわりに声をかけ、背中をさするようにすると、以前のように授乳しなくても寝ることができるようになりました。夜にまとめて寝ることができるからか、午前中に寝ることもなくなりました。
今でも、時々夜泣きをしますが、以前のように短時間隔で泣くこともなく、寝てくれます。また、本当にのどが渇いてたりすると、最近はなんとなく分かるので、授乳をしていますが、以前のように、おしゃぶり代りに「おっぱい」ということはなくなったと思います。
私は泣いている子どもにおっぱいさえあげれば、泣きやむと勝手に考え込み(おしゃぶりと一緒ですね)、子どもが何故泣いているかをちゃんと見ていなかった気がします。おっぱい以外にも大切なコミュニケーションがたくさんあるのを、おっぱいに頼りすぎていたと反省しました。
投稿された方はとても優しい素敵なお母さんだと思いますが、お母さんも毎日ではなくても時々は良質の睡眠をとることが必要だと思います。小児科の先生の言うことが100%正しいとは思いませんが、少し心を鬼にして(泣く子はげんきというし・・)授乳回数を減らしてみてはいかがでしょうか?
素晴らしいコメントありがとうございました。
どのような方法がベストなのかは、その子によって少しずつ違うと思いますが、皆さんの参考になるのではないかと思います。
僕は、あまり泣かすのは好きではありません。
出来るだけ子どもと話し合って進めて行くのがいいとお思います。
いずれにしても、今だけをみるのではなく、将来を見据えた子育てがいいですね。
きんぎょさんのコメントにアドレスが記載されていましたのでカットしました。
いつも興味深く読ませていただいています。
子育てに不安を感じた時や、自信がなくなっていた時にこちらのHPと出会い、とても心強く思っています。
これからも宜しくお願いいたします。
アドレスのカットありがとうございました。