ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

育児書を捨てて子育て!!

2014年12月01日 | 育児不安
 子どもは、「宝」ですね。
親は子育ての中で、学び成長していきました。

そこには、マニュアルもない、育児書もない。

全ては、日本の家族制度である大家族が、親から子へ「伝承」されてきたのです。

子は、子育てを家族の中から学んでいました。

自宅でのお産は、子どもにとっては「学びの場」でした。

きたるべき時に備えて、知らず知らずに学んでいました。
子育てについても同じように、家族の中で学びました。

年長の子が下の子を「子守」することで、赤ちゃんの「あやし方」「おむつの替え方」「遊び方」「家事」など子育てや生きていく上で大切な多くのことを学びました。
そこには、育児書、育児マニュアルなどを売る「悪徳出版社」は存在しませんでした。

そんな「本」は全く必要なかったのです。
今、多くの子育て中の「親」が、不必要な育児書やお産のための情報誌を購入し、悩みを深めています。
特にひどいのが育児書です。

育児書は、「粉ミルクメーカー」「不必要な育児用品」のPR雑誌です。

型どおりの育児情報と金を使わせるための欺瞞に満ちた文章に、だまされ購入しています。

子どもの「猿ぐつわ」である「おしゃぶり」は拷問の道具である。
親の都合で口をふさがれている赤ちゃんを見ると情けなくなります。

この行為が「依存症」の始まりであり自立の妨げになる。
赤ちゃんが「欲しい」といったわけでもなく、親の愚かな見栄や欲望を満たすための子どもは「大人のおもちゃ」とかしている。
子育ての「第一歩」は育児書を買わないこと「捨てる」ことである。
育児書のために、子育てに苦しんでいる「親」が非常に多い。

マニュアル世代の親たちにとって、必需品なのであろう。
でもそれによって「苦しむ」のは親ではなく「犠牲者」は赤ちゃんであることを忘れてはならない。

「赤ちゃん」は一人一人顔が違うように「心」「体」「成長」皆違うのである。

その子にあった「育児書」は存在しないのである。
今すぐ「育児書」を捨てて、内なる心の中にある「ヒト」としての本能に目覚めよ。
今の日本人は、快楽を求め過ぎた結果、その本能を失ってしまった。

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