ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

家事は大変!!!

2009年03月09日 | インポート
お母さんの大変さがやっとわかりました。
都会の一人暮らしは、何事も機械や店任せで生活できますが、田舎では何もかも自分でやらなければ生きていけません。
毎日の掃除、洗濯、炊事と明け暮れ1日のたつのが早いことに驚きます。
のんびり田舎暮らしが頭の片隅にありましたが、ここで生活を始めるとすることがたくさんあります。
食事は玄米を二合、圧力釜で炊いています。それを4回に分けていただきます。
野菜中心のおかずをつくります。
とても楽しいです。
楽しいと思わないとここでは生きていけません。

今は、季節の野菜がありません。
4月にならないと地元の野菜は手に入らない代です。

ここのペースで生活を楽しみます。

今日は、相談電話の対応を二件しました。
多くのお母さんは「単純で安易」なことを、インターネットや育児情報誌に求めて複雑にしてしまいます。

我が子の「動作や発育」に疑問を感じ、その呪縛にとらわれてがんじがらめになり、何かの「病名」を当てはめてしまいます。
しばらくそれで悩み、最後に病院にかけこみます。
いい医師にあたるといいのですが、悪い(知識不足)の医師にあたると患者の望む病名の診断をしてくれます。
自分が播いた種を、お金をかけて腐らせてしまうようなものです。

情報に振り回されてはいけません。
我が子の訴えに耳をすまし、目を見開いてください。
それをするためには、親の心が穏やかでないとできません。

多くの悩みは「自業自得」です。

今日の相談がそうではありません。
多くの場合の事例です。

寒さは幾分ましです。
室内で吐く息が白くなりません。

冬の峠は過ぎたようです。


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初めての親子宿泊

2009年03月07日 | インポート
今日は朝から地域の方への挨拶回りをしました。
この地で活動していくためには必要なことです。

Img_0511
これが家の入り口です。


午後から、大阪や堺から親子が6組やってきました。
大阪から1時間20分でこられます。
初めての親子宿泊です。
布団はレンタルしました。

近所の散歩や家の中を子どもたちは走り回っていました。
夕食は、鳥鍋をしました。
篠山とりを買い、ミンチにしてもらったのと胸肉を刻んで鍋にいれました。
だしは昆布と鰹でとりました。

美味しくいただきました。
子どもたちも喜んで食べていました。

この時間(午後11時半)には就寝しています。
とっても楽しい時間でした。
近所の人たちも賑やかで喜んでいます。


Img_0556




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2009-03-05 23:15:48

2009年03月05日 | インポート
丹波の冬は寒いです。
昨日は、小野吉行先生が慰問に来てくれました。
石油ファンヒーターと灯油などを差し入れてくれました。
本当にありがたいものです。
今日の地元の新聞に紹介されました。
Img_0524

市役所に行って転入届けをだしてきました。
晴れて篠山市民です。

食事も自分でつくって食べてます。
自炊生活も楽しいものです。

庭の梅の古木はまだまだ紅い花を咲かせそうにありません。
開花が楽しみです。
Img_0520

庭園の掃除をしました。
庭が少しは見栄えがするようになりました。


Img_0514




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日本のお産を守る会のシンポ

2009年03月04日 | 産科医療を考える
今日は、お産について考えるシンポジウムのお知らせをさせていただきます。
多くの人の参加を願っています。
「日本のお産を守る会」第3回シンポジウム開催 
   日時:2009年3月14日(土)
  16:00~20:00

  会場:東京ビックサイト・TFTビル:会議室908号

  対象:産科医療の崩壊を危惧する全ての人々

  特にこれから出産を控えている妊婦さんおよび
  妊婦さん予備軍の方方の参加を求めます。

   詳細は、「日本のお産を守る会」
HP http://www.nihon-no-osan.com   
************
皆さんぜひ参加してください。
多くのことを学べると思います。
会場からの発言も大歓迎だそうです。



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篠山暮らしを楽しむ、寒い!!

2009年03月03日 | インポート
おやすみをいただきまして申し訳ありません。
今日の午後にインターネットが使える環境になりました。
更新をさせていただきます。

土曜日から篠山に移住しています。
昨夜から冷え込んでいます。今日は雪が降りました。
夕方には雨に変わりました。
昨夜は室内でもマイナス二度でした。
吐く息も白く、鼻息が水滴になりました。

寒くて寒くて震えました。
明日は少し気温が上がるようです。
自炊生活をしています。
日曜日に玄米を圧力釜で炊いて今夜の夕食までそれでいけました。
明日の朝のパンが残りわずかになりました。

大阪と違って空気がうまいです。
水も美味しいです。

この土曜日には大阪から親子が宿泊にきます。
寒いので貸し布団のレンタルをします。
寒さ対策を万全にしないと大変です。

明日は街に買い物にでます。

また近況を報告します。
今夜も寒い夜を過ごします。


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第3回目です。これで終わり。

2009年03月01日 | インポート
第3回目です。
今回は親の成長を助けるために、神から子どもを託される。
それに親は気づかなければいけない。
親が育てるのではなく、親が育てられるのです。
それが得られるのは、心を開き、我が子の育つ力を信じ、子どもの育ちを支えることです。
それさえ出来れば何もいらない。
頭やマニュアルで子育てをしようなどという「愚かな」ことをするな。
今回の文ではそれを感じて欲しい。
書いてくれてありがとう。
おかげさまで助かりました。
*****************
こうして私は特に、妊娠・出産ごとに、子どもから様々なことを教えられながら、優しくたくましい母となれるよう、少しずつ成長しているんだ・・・と感じます。

一心同体の妊娠・出産時だからこそ、より強く子どもからのメッセージを感じとることができるのでしょうか。

そのことを一番痛感したのは、今2歳になる次男の時かもしれません。
この子の妊娠が判明したのは、次女が3歳になり、ある程度子育てにも余裕ができ、私の夢である助産師の資格取得を目指しての猛勉強中のときでした。
憧れであり人生の目標である永原さんに近づきたくて、家族を犠牲にしてまでも必死になっていた気がします。
その無茶な行動に「stop」の警笛を鳴らしてくれたのがお腹に宿った小さな存在の次男でした。
ただ当時はそのことに全く気付かず、私が夢をつかもうとしているこの大事な時期になぜ宿ったのか?
この子の宿った意味っていったい何???とそればかり考えていました。

夫は経済的に無理と子どもの堕胎を強要してきました。ただ、一度流産し摘出手術で辛い経験した私の中には堕胎という選択肢は全くなく、
「大丈夫~パパはあんなこと言ってるけど本気ちゃうで~何が何でもママが守ってあげるから安心しとき~」と赤ちゃんに語りかける余裕すらありました。
このときはまだ、出産後、保育所に預けて夢に向かって再チャレンジしようと浅はかな考えでいました。
VBAC出来る病院探しや、自分の体調管理に細心の注意をはかり、無我夢中でした。今思えば、VBACに執着しすぎていた気がします。

いつもそうですが、私は熱中するものがあると、自己中、我がまま、自分勝手なところが表にで、周りが見えなくなるようです。
このときも次女は必死になっている私に付き添い、振り回され寂しい思いをしていたのだと思います。
そのことは次男出産後、何ヶ月か経っての彼女の言動にハッキリと現れました。わずか3歳の娘はかなりの我慢が積もりに積もっていたようです。
それを吐き出すかの如く、夜中に突然、人が変わったかのように怒鳴る、喚く、泣き叫ぶ。
まるで悪霊か何かがのり移ったのかと疑うほどでした。その現象は数日間続きました。
彼女最優先で接する、いっぱい抱っこすることで、夜中の状況は落ち着いていきました。
彼女はこうして私の自分の身勝手さを悔い改めさせてくれるきっかけを与えてくれました。

この時期に出会ったのがひげ爺さまです。娘の異変をいち早くキャッチし救いの手を差し伸べてくださいました。
私は初め、ひげ爺さまの忠告の意味が理解できず、「娘はただ人見知りの激しいおとなしい子だけなのに・・・」と自分の今までの子育てを
正面から否定されたようで、落ち込みました。しかし、ひげ爺さまは娘の奥底に潜んでいた心の叫びを見抜いていらっしゃったのです。
ひげ爺さまに出会わなければ、私たち親子はどうなっていたことでしょう。このご時世、実の親でさえ、「言っても無駄・・・」とばかり注意するのを
避ける人達が多い中、ひげ爺さまにとって何の利益がないのにもかかわらず、身内でもない私たち未熟な親たちに、
あえて手厳しい諭しを投げかけ、方向性を軌道修正してくださいます。
私たちにとって、なくてはならない大切な存在です。本当にいつもありがとうございます。

この頃から、次男を授かった意味はひげ爺さまとの出会いをもたらすことだったんだと、自分の中で勝手に解釈するようになっていました。
しかし、本当の意味はまだ隠されていました。

息子が生後1か月を過ぎると、地域の子育てサークルや行政の行う集いの場へ参加する機会が増していきました。
まだ月齢浅い息子を抱えて、自分の夢をどうれば実現へと近づけることができるのか、今後の生き方を模索するために、
毎日のように色々な場所へ出かけていたように思います。そんな生活が半年ほど続きました。
多くの人と出会い、様々な意見を聞くことはできましたが、結局それらはすべて、私にとってあまり意味のあることではありませんでした。
それに気付かされたのが息子のアトピー性皮膚炎発症でした。
生後6か月を過ぎる頃から、息子の発疹はどんどん悪化していきました。
顔中血まみれ、掻き毟りぐずる息子を集いの場に連れ出すことは、次第にできなくなりました。
息子が己の身体を犠牲にして、出かけ過ぎの私にブレーキをかけてくれたのだと思います。

そうなると、今度は親子だけの閉鎖された空間でのストレスいっぱいの毎日の繰り返しです。
かゆさで掻き毟り夜泣きする息子に付き合い睡眠不足やイライラが募り、日中は常に抱っこ・おんぶ・おっぱいを要求してくる日々。
私も息子も心身ともに疲れ切り、限界まできていました。

この時に助けていただいたのもひげ爺さまでした。
「彼の瞳は心が病んでいる」 「かゆみを通り越した痛みは人を拒絶している」 「そこから救いだせるのは親しかいない」 と諭され、
それまで愛知県までは・・・となかなか踏ん切りがつかなかった、紹介して頂いたいそべクリニックを受診しました。
磯辺先生は重度のアトピーの息子を診ても、「アトピーは必ず治る。大丈夫。」とおっしゃいました。
その言葉を聞き、すべてをこの先生に委ねようと思えました。
あれほどまでに血まみれだった息子は、診察後、わずか数日で掻き毟る回数が激減し、日に日にきれいな肌へと変わっていきました。
磯部先生の適切な治療と、精神面においてまでの極め細やかなフォローのおかげで快方へと向かいました。
そして先生とひげ爺さま教えて頂いたように「子どもの心の声を聴き、今この子には何が必要か」を常に意識して行動しました。
すると2ヶ月後には先生の言葉通り、アトピーは完治していました。


我が家の子ども達は「大切なものは何か」を親である私に気づかせる為、小さな身体と心を痛めつけ、犠牲にしてまでも教えてくれました。
喉元すぎれば熱さを忘れ、同じような失敗を繰り返す愚かな私に、その度ごとに、己を見つめなおす機会を与えて、
子ども(家族)を思いやる心の必要性を突きつけてくれたのです。

~最後に~
「どうしてあの時期に次男が授かったのか」今なら理由は納得できます。
もしあのまま家族を犠牲にして、仮に助産師の資格を取得し、職業についていたとしても、自分で収入を得ることにより
知らず知らずに夫に対し、尊敬や感謝の気持ちが薄れ、傲慢な態度で接するようになっていたと思います。
そしていずれは、家族の輪が乱れ、バラバラになるというシナリオも考えられます。
そういう結末を回避する為に、
「ママ、自分の夢や憧ればかり追いかけないで、僕の事ちゃんと育てて~!」
「パパやお姉ちゃん・お兄ちゃんのこと、しっかり見て!お話を聴いてあげて~!」とお腹に宿ったのでしょう・・・
きっとパパがいくら説得したところで、私が夢を貫ぬこうと意地になる事が分かっていたのでしょう。
「パパに無理なら僕が・・・」と私たち家族の危機を救うべく、来てくれたのだと思います。
それが証拠に彼が誕生してから、数々の苦労を乗り越え、家族の絆はより強いものになっています。

家庭にこもり、家事・育児に日々追われていると、「私って何???」という気持ちになることがあります。
家事や育児には、外で働くように終了時間はないし、報酬もありません。
これといった結果がすぐに確認できるものでもなく、イマイチ満足感や達成感を得ることができません。
夫や子どもが常に「ママ~ありがとう~!」と言ってくれれば幸せですが、そういうことは稀で、一般的には
誰からも評価されません。そんな日常から抜け出したくて、私は家庭の外へと目が向いてしまったのだと思います。
「今、資格を取っていればいずれ生活費が補える、贅沢もできるかも・・・」当時はそう考えていました。

私の愚かなその行動を悔い改めさそうと、子ども達はそれぞれに身を呈して私に教えてくれました。
「子どもは宝」といいますが、私にとっても我が家の子ども達は、まさしくその言葉通りのかけがいのない宝です。
磨けば磨くほどにひとりひとり違った輝きを放ち、各々にかたちを変えて 成長していくことでしょう。
このことに気づいてからは、いつの頃からか、見せかけだけの煌びやかな宝(ブランド品・海外旅行・高級エステ・豪邸・外車・豪華フルコース・資格取得)
を手に入れるために子どもや家族を犠牲にしてがむしゃらになることに魅力を感じなくなりました。
溢れんばかりの可能性を秘めている子宝を育む為に時間を費やすことの方が、よっぽど楽しく意義のあることだとわかったからです。
子宝の「心の根っこ」をどうすれば強くて丈夫なものになるのか、試行錯誤しながら毎日が送れるって素敵なことです。幸せです。
一日に幾度かは「この子たち、ホンマに宝か~???石ころかガラクタやろ~!!!」と思うことも多々ありますが、子宝磨きに生きがいを感じる今日この頃です。

子宝の輝きがどんどん増して、私たちのもとから巣立っていった後の人生は~
たとえ助産師という資格がなくとも、赤ちゃんや妊婦さんママさんに寄り添いながら、
これまでの経験が悩みを抱えた人たちの助けになれればいいな・・・と思います。
そして、お世話になった方々にご恩返しの旅に出かけられば最高です。
* **************
ありがとうございます。
素晴らしい文章がお母さんの心に響いたと思います。
お願いしてよかった。
引っ越しの片付けもできました。
田舎にお子さんたちと来てください。
思いっきり遊びましょう。
感謝!!!感謝!!!



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