ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

ベビーサインは必要ない

2012年06月05日 | ベビーサインは必要ない
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「ベビーサイン」という「ジェスチャー」は、子育てに必要だと思いますか?
私は必要ないと考えます。
なぜならば、母子相互関係は赤ちゃんが出す、仕草や声、泣き声、そしてボディランゲージによって
育まれます敢えてゼスチャーを使って母子の関係をつくる必要は全くないと思います。
あなたが何かをしてほしい時に、あなたは「ジェスチャー」で伝えますか?
そのために「ジェスチャー」を覚えて意志の伝達をしますか。
それは苦痛ではないですか?
不必要な「ジェスチャー」を覚え込ますことに時間をかけるであればその分、抱いたり、遊んだり、会話をするほうが得策です。
何かを無理矢理、覚え込ますことは母子にとって苦痛であり弊害である。
皆さんのお母さんは、「ベビーサイン=手話」を使って育ててくれましたか?
「ベビーサイン=手話」はここ数年のことです。
「ベビーサイン=手話」は赤ちゃんにとって心地よいものではない。
それより、お母さんもっと私のことを見つめてください。
私の出す「サイン=目印」を理解して、「お腹の中にいた時のような幸せをいっぱい感じさせて」と願っているはずです。
そのために、たくさんのメッセージ「目印=サイン」を出してくれます。
教えこますという行為の中で無理強いが起こりストレスになる。
赤ちゃんにとっては意味のないことを無理矢理強要され、覚え込まされる。
それがどれだけ赤ちゃんにストレスになるのかを考えると恐ろしい。
あえてそのようなストレスを赤ちゃんに与える必要はない。
赤ちゃんも心を病むこともある。
生後まもないときから、母子に愛着が形成されれば十分に意志の疎通ができ母子相互に成長していきます。
赤ちゃんは、お母さんに声の調子を変えて泣いたり様々な声を出します。
それが喃語です。早い時期から出る。
状況に応じて声を出すようになります。
例えば、何か気に入らないときはいつもと違う泣き声を出します。
眠い時には悲しい声を出します。
また、具合が悪いときや暑い時や苦痛を訴える時は泣き方を変えて教えてくれます。
赤ちゃんが語りかけた時には、それに応えてあげてください。
赤ちゃんは、あなたの声かけを待っています。
それを親が感じ取ってコミュニケーションが図られる。
赤ちゃんが出す「目印」が赤ちゃんサインです。
それが理解できれば、赤ちゃんと会話することも可能です。
我が子とは新生児の時から十分に会話やコミュニケーションがとれます。

「ジェスチャー」が「ベビーサイン」ではありません。
我が国の歴史の中で「ベビーサイン」などというものは全く必要ではなかった。
赤ちゃんの顔や表情、泣き声や喃語をみれば要求するものがある程度わかる。
それが出来なければ赤ちゃんは、親からの支援が受けられず死んでしまう。
「ジェスチャー」覚えさせる時間があれば愛するわが子に語りかけたり、絵本を読んであげるほうが母子にとって大切です。
意味のない経費や時間をかけるのは無駄遣いである。
母子にいらないプレッシャーが生じるだけである。
ベビーの出す目印があかちゃんのサインです。
今話題の「ベビーサイン=手話」ではありません。
今、話題の「ベビーサイン」を必要と感じる親は、早期からの母子の愛着が不足しているのではないでしょうか?
そんな感じがしてなりません。
子育てにマニュアルがなければ出来ない世代の人たちが利用しているのではないでしょうか?
子育ては、親から子に引き継がれていきます。
親に育てられた経験がなければ子育てはとても難しく辛いいものになります。
私の周りには誰一人「「ベビーサイン=ジェスチャー」をしている親はいません。
その親は「必要ない」赤ちゃんの要求はわかると言っている。
しっかりとした「愛着」が出来ていれば我が子の要求はすべてわかります。
「お金を払ってまでする必要を感じないし、赤ちゃんにとってストレスになると思う」と語り自身を持って子育てを楽しんでいます。
そこには「ジェスチャー」による意志の伝達は介在しません。
心豊かな子に育てるには心地よい環境の中で育まれる。
もっともっとヒトに戻って本能で子育てしてください。
そして楽しんでください。
今は今しかありません。




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子どもに手伝いさせる

2012年06月04日 | 子どもの成長
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子どもに仕事を与えることは良いことです。?共に育て、共にいただく。?これが育てです。
あなたは、親からいい子育てをされたのですね。?親に感謝してください。
我が子と強い絆を作り上げてください。
子どもに小さな課題を与え、それを成し遂げることが成長になります。?自らが課題を克服し、力を得ることが人生の大きな原動力になります。
子どもであっても家の手伝いをするのは、家族であれば当たり前です。?それぞれが出来ることをしていくのは、家族の一人一人の責務です。?小さい子でもできる仕事を与えてください。?出来たときには「誉めて」あげてください。?出来ないときは「励まして」あげてください。?「誉める」ことは子どもをいい子に育てることができます。
継続させることです。?習い事をさせるよりもよっぽど大切です。

爺の体調は戻りましたよ。?自然がいやしてくれます。?血圧は高いですが生きています。?幸せです。?皆さんに生かせていただいています。?死ぬときは死にます。?贖うことはしません。死を恐れてはいません。?死を受容できる心を授かりたいと願っています。?神にお返しする命です。




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習い事、ホントに必要

2012年06月03日 | 子どもの成長
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小さいうちから習い事。?愚かなことですね。?無駄金を使うな。
小さなうちからやっていいのは、音楽だけです。?ただし、親がやっている場合だけです。?親がやっていないのに、子どもだけやらせるのは意味がない。?上達もしない。?本人の意思でやらなければ上達しない。
習い事も全て「親がやるべし」親がやって楽しければ、それを見て感じて子どもがやりたいと言い出す。
それ以外はするな。?英語、体操、スイミング、リトミック、早期教育などなんになる。?営利目的の商売人を儲けさせるだけ。?お金の無駄遣い。?もっともっと親が遊んでやれ。?子ども同士で遊ばせることが子どもには必要である。?子ども社会の中で学ぶことの方がその後の人生に役立つ。
天才といわれる人は皆、自分の力で勝ち得ている。
親が手本を示せ。?親のアホな「欲」で子どもの遊びを奪うな。?幼児期の「遊び」はとても大切です。?子どもを解放してやれ。?意味のない縛りを与えるな。?それは「親のエゴ」である。
それよりも「躾け」をしろ。?その前に、親が躾を学べ。?躾の意味も知らない親がほとんどではないのだろうか。?子どもをしかれない。?我が子に振り回され子に媚びる親を見ているとその子の将来が見えてくる。?そんな子に日本の未来を託せない。
今一度、子育てについて考えなおしてください。?今からでも遅くはありません。





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子どもは育つ力を持っている

2012年06月02日 | 子どもの成長
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アネモネの花

子どもは、本来、成人になるために必要な道具を持って生まれてくる。
人は進化の中で遺伝的に、自らが生きて行くために必要とする能力を持って生まれてくる。
それを磨き豊かにしていくのが親、親にあたえられた義務ではないだろうか。
それに気づいていない親が多すぎるのではないだろうか。
それを感じることが出来るのは、親から慈しみ、愛され、育てられた子だけが身につけることが可能である。
育っていくための力はどの子でも備わっています。
我が子の本来持っている力に気づくスイッチを、産んでくれた親から受け継いでいない。
育児情報紙や育児書には、書いていない。インターネットの情報にもない。
子育ての環境が大きく変化しました。
その一つが核家族化ではないでしょうか。
代々、受け継がれてきた伝統的な日本型育児が、戦後、米国的な子育てが教育者や医師などによって推奨されてきました。
その一方で伝統的な育児が否定され、食事や生活も米国の金儲けの戦略に支配されてしまいました。
核家族化により、子育ては育児書や自治体の情報に頼らざるを得なくなり、常態的に育児不安が出現しました。
心を落ち着け、我が子の瞳に映る自分の顔を見てください。
我が子が微笑み返してくれたらあなたは子育てを楽しんでいます。
周りに気をとらわれず、そのままいきましょうね。
我が子の瞳に映るあなたの顔が曇っているようであれば、我が子の笑顔も少ない。
たくさん、たくさん。笑顔で語りかけてください。
それが、苦痛であれば「誰か」に助けを求めてください。
それは、恥ずかしいことではありません。
信頼出来る人に聴いてください。
きっと、気持ちが軽くなり、張り詰めていた心の緊張がゆるみます。




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お産は人任せではできない

2012年06月01日 | 妊娠の不安
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自然の摂理や人間の性の営みに反して、妊娠を計画的にし、?子どもを「造る」という行為を行っていませんか。?わずかな知識と間違った常識で、お産を考え、?妊娠情報誌やくだらない雑誌を鵜呑みし、美容院のヘアーカタログのように切り取って、?このようなスタイルのお産をしたいと希望を述べる。
自然の摂理にかなった生活をしていないとお産はうまくいきません。
産科医の減少を招いている大きな要因は「親になっていない妊婦」の?自分勝手な屁理屈や義務も果たさず権利を主張するからです。
?感動や感謝のない医療はむなしいものです。
?お産には、悲しい現実もあります。
?赤ちゃんや産婦にトラブルも起きます。?お産にはそのようなことは当然起こります。
?お産には100%の安全はありません。
気に入らなければ「医師を責め訴訟」をする、それでは医師はやってられません。
?裁判に使うエネルギーや心的苦痛ははかり知れません。
医師が患者を選ぶ時代がやってくるのではないでしょうか。?それも当然だと思います。
信頼関係が構築できる妊婦しか受け入れない、?それはリスクをさけるためには当然です。
?医師も自分を護らなければならないのです。
?お産は、カタログどおりにはいきません。
?こころと体が出来てなければ、お母さんにはなれません。?ままごと遊びの「お母さん」です。?だから育児不安等ということが起こるのです。?
 最近の子どもは、「ままごと遊び」ができません。
?家で親がする「家事」をみていないから出来ないのです。?
コンビニやマクドナルド、ピザの出前や回転寿し、レトルト食品の暮らしでは、?ままごと遊びは電子レンジで遊ぶか、おもちゃのレジスターで遊ぶのが関の山。?
お料理をつくったりのごっこ遊びはできません。?情けない、情けない。
これらの「遊び」はその子が結婚したら?自然に家事や調理ができるようになります。
?親の姿を学び、脳裏に焼き付け、?自分が親になったときに自然と出来るものです。
?お人形遊びは、自分が親からされた育児の復習です。?
親になったときに自然に授乳行動や赤ちゃんの抱っこやおんぶができます。?
子育てに役立つ様々な情報は「親からされたこと」が自然に甦ってできるのです。
ままごと遊びをしている子どもをみると「安心」します。
?親の育て方ができていると思えてうれしくなります。
お産についてもう一度考えてください。?
一生に数度だから豪華な「人任せのお産」ではないのです。
お産は、自分でするものです。?人任せではいいお産はできません。
いいお産とは、自然分娩もさることながら「帝王切開」でもいいお産です。
?条件が良ければ、赤ちゃんが自分の力でこの世に生を受けることが望ましい。?
赤ちゃんも必死に努力をし、命がけで自力で出てきます。
そのためには、妊娠初期からお産まで、産婦が心身の準備をし、?納得したかたちで、すべてが順調に進まなければ不可能です。
何度かお産に立ち会っていますが、いいお産をした赤ちゃんは満足感に浸って、?お地蔵さんのようないい笑顔をしています。?その顔を見てお母さんも充実感あふれた顔をしています。
?妊娠中に育まれた愛着が、最初のご対面でよりたしかなものになります。
?お母さんの胸の上で母の愛に包まれて至福の時間を過ごします。
?胎盤の娩出や後産の処理の間、カンガルーケアをし、最初の授乳をしてもらいます。
このようなお産をするためには、医者や助産婦任せのお産では絶対に出来ません。
?いいお産をするためには、妊娠中の努力が必要です。




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