相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

源頼朝が創建の「洲崎大神」

2017-05-09 21:41:08 | 神社
神奈川区青木町に源頼朝が安房国一宮の安房神社の霊を移して創建した「洲崎大神」がある。創建は建久2年(1191)。御祭神は天太玉命、天比理刀売命。太平洋戦争終戦までは郷社に列格されていた。江戸名所図では神社前から第一京浜に突き当たるあたりより海に向かって参道が延びていたという。ここはかつて横浜開港時、神奈川宿を結ぶ船着場であったというから中々歴史深いところでもある。京急「神奈川駅」より甚行寺方向の奥にある「神明鳥居」を抜けると境内正面に1間半四方神明造銅板葺の「本殿」、4間半に2間「拝殿」、拝殿前には「神楽殿」がある。こんもりと樹木茂る境内の背後には権現山と呼ばれた「幸ヶ谷公園」があり左手に「稲荷社」が祀られている。鎌倉幕府の直轄であったといわれ当地の鎮守として崇敬されている。(1705)
 
 
 
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藤原氏の氏寺、法相宗の大本山「興福寺」

2017-05-09 16:29:07 | 寺院
奈良市登大路町に南都六宗の一つ、南都七大寺の一つ藤原氏の氏寺で法相宗の大本山の寺院「興福寺」はある。藤原鎌足、藤原不比等所縁の寺院である。創建は天智天皇8年(669)、本尊は釈迦如来である。奈良公園も含めると14haという広大な境内にある塔堂は国宝の和銅3年(710)に藤原不比等によって創建され興福寺の中心的建物「中金堂」、神亀3年(726)、元正天皇の病気平癒祈願と薬師三尊を安置の天平洋式の堂「東金堂」と天平2年(730)、光明皇后の発願で創建の高さ50.1mで、木造塔日本で2番目に高い「五重塔」、養老5年(721)、藤原不比等の一周忌に建てた「北円堂」、日本最大の八角円堂で四国33所第9番札所の「南円堂」、「大湯屋」、南円堂下に建つ「三重塔」が建ち並ぶ。また「国宝館」では白鳳文化の代表作「興福寺仏頭」、奈良時代制作の「阿修羅像」など繊細で優雅な仏像一つ一つに古都奈良の文化の奥深さに心打たれるばかりである。(1704)










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かつてフランス公使館に充てられた「真色山甚行寺」

2017-05-09 11:34:29 | 寺院
横浜市神奈川区青木町に江戸時代の開港当時、フランス公使館に充てられていた真宗高田派寺院「甚行寺真色山」(清浄之院)はある。創建は明暦2年(1656)。本尊は阿弥陀。京急「神奈川」駅を降り立った商店街の一角にあり、「山門」脇には「史跡フランス公使館跡」と記された石碑がある。開港当時、土蔵造りの本堂を改造し「フランス公使館」に充てられた。境内に入ると正面に昭和46年に鉄筋コンクリート造で再建された「本堂」、左手に「客殿」がある。左手に手水舎がある。嘗てフランス外交官が往来していたことに思いを巡らすこととなった。(1705)
 
 
 
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