横浜市中区日本大通り「開港資料館」を東側より出た、開港広場の一角に1872年(明治5年)に設立された日本で最初のプロテスタント教会、正統的なキリスト教信仰にもとづく教会「横浜海岸教会」はある。現在の会堂は1933年(昭和8年)献堂されたもので、1875年(明治8年)に献堂された最初の建物は関東大震災で倒壊・焼失したため、1924年に木造の仮会堂を献堂、そして現在の会堂が献堂されるまで使われていた。白壁に上部にローソクの炎を模る縦長の窓が整然と並び、ゴシック様式の尖った三角屋根の鐘塔が印象的である。2014年12月まで大改修工事を実施しゴシック・モダンが蘇った。綺麗で美しい外観をした教会である。(1705)
相模原の伝統行事の一つ、5月の一大イベント「相模の大凧まつり」が今日(5/4)と明日(5/5)の2日間、新磯地区の「新戸」、「上磯部」、「下磯部」、「勝坂」の4会場で開催される。相模の大凧揚げは新磯地区に伝わる風俗慣習で、もとは5月の節句の際に男児誕生祝って行われたもののようだ。歴史は古く江戸時代の天保年間(1830年頃)より継承されている相模原が日本に誇る祭りである。昨年観客数は4会場/2日間で16万人であったが、果たして今年の観客数はどのくらいになるのか?ここ相模の大凧、中でもここ新戸の八間凧は14.5m四方、一tという日本一の大きさを誇る。青空の快晴のもと10時過ぎから会長の挨拶、市長の祝辞、吹奏楽、よさこい踊り、演奏など開会式が執り行われた。11時過ぎ頃から「八間凧」を揚げる準備が進められる中、三間、四間、六間の凧が次々と挙げられ相模川上空において3凧が競演。今年の題字「輝星」の「大凧まつり」がスタートした。13:35やっと「八間凧」1回目トライ。絶好の風を受けてするすると皐月の空に舞い上がり気持ちよく泳いだ。瞬間拍手と歓声で会場は最高潮に達した。凧には最適の風を受けて4分15秒の記録で宙に舞った。他の会場「勝坂」、「上磯部」、「下磯部」、「勝坂」会場でも上がって珍しく4会場とも上がる4連凧となった。やはり「相模の大凧」は日本一である。(1705)