相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

1400年の歴史輝く聖徳宗総本山「法隆寺」

2017-05-10 16:08:38 | 寺院
奈良駅よりバスで50分、奈良県生駒郡斑鳩町に「斑鳩寺」、「鵤寺」、「法隆学問寺」とも呼ばれている世界最古の木造建築で知られる「聖徳宗総 本山法隆寺」はある。聖徳太子と推古天皇が607年創建(伝)、本尊は釈迦如来である。当寺は7世紀に創建され、古代寺院の姿を現在に伝える聖徳太子ゆかりの寺院である。創建は金堂薬師如来像光背銘、上宮聖徳法王帝説から推古15年(607年)とされる。当寺の本尊(釈迦三尊)を安置する聖なる殿堂の「金堂」(飛鳥時代)、釈尊の遺骨を奉安する最も重要な建物で高さ32.5m、わが国最古の「五重塔」(飛鳥時代)、「大講堂」、「回廊」、「経蔵」、「鐘楼」、「西円堂」(鎌倉時代)を中心とする西院伽藍と、天平11年(739)建てた上宮王院の中心的建物「夢殿」(奈良時代)、「伝法堂」、「鐘楼」を中心とした東院伽藍に分けられる。境内の広さは約18万7千㎡で「西院伽藍」は現存する世界最古の木造建築物群で1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」として世界文化遺産に登録された。建造物以外にも「飛鳥・奈良時代の仏像」、「仏教工芸品」など多くの文化財を有する世界的な仏教文化の宝庫である。法隆寺と言えば正岡子規が詠んだ俳句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を思い出す。古代の仏教文化が息づく長閑な雰囲気を残した寺域に聖徳太子の息吹を感じ古いにしえ飛鳥文化の遥かな時代へタイムスリップさせてくれた。(1704)














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