座間市立野台に「かながわの花の名所百選」にも選ばれている「立野台公園」はある。亀が優雅に泳ぐ池が配置され、菖蒲田の脇にある水路には清水がサラサラと流れている。公園の東側約130㎡に本数は少ないが白や紫など約10種類、約250本の「ハナショウブ」が植えられている。まだ数本、数輪が開花し始めたばかりであるが今年の初撮りとなった。まだ開花していないが中には非常に珍しい品種で三枚の花弁の垂れ咲きが特徴の花しょうぶで白地に薄い藤色のぼかしが入り中心は黄色の「座間の森」を是非とも撮り収めなくてはならない。いよいよハナショウブの季節到来!!(1705)
京都長岡京市に天神さんと呼ばれている「長岡天満宮」はある。御祭神は菅原道真公、創建は道真公没後(延喜3年)とされ、自作の念仏像を祀る。長岡は一次首都であり、菅原道真公が在原業平らとともに詩歌管弦を楽しまれた縁深いところである。右手に八条が池中堤のつつじを眺めながら進むと樹齢百数十年の「きりしまつつじ」が真紅に染まった参道はまるでつつじ回廊のようである。鳥居を潜り境内に上ると鮮やかな朱色の「拝殿」、三間社流造りの「社殿」(平安神宮社殿を移築)が建ち並び、紅葉庭園や石碑の庭がある。また八幡社、春日社、長岡稲荷大名神などの末社がある。四季の花、特に「きりしまつつじ」が神域を彩り、寛永15年築造「八条が池」に囲まれた美しい静寂漂う神社である。(1705)