相模原市のアジサイの名所と言えば「相模原麻溝公園」と「相模原北公園」である。相模原麻溝公園には昨年より増えて200種、7400株のアジサイが植栽されている。「アジサイ」は相模原市の花である。6/4(日)にはアジサイを主役とした「アジサイフェア 2017」が開催される。当日はアジサイ花鉢の展示やアジサイ苗配布、甘茶の試飲会等が予定されている。まだ全体的には蕾の状態であるが開花が始まり樹林広場や芝生広場に面した遊歩道脇の「アジサイ順路」、アスレチック広場脇の「アジサイ順路」のところどころに「ガクアジサイ」、ヤマアジサイ、そして他のアジサイとは花形を異にする「カシワバアジサイ」が白い花をつけ開花の兆しが見えた。雨がよく似合う「アジサイ」、間もなく梅雨入りが発表されるであろう今月末ごろには主役のアジサイたちのその晴れ姿を見せてくれるだろう。(1705)
天龍寺「北門」より一歩出ると、もうそこは河内山荘から野宮神社の間を約200メートルにわたって続く幻想的な異次元空間、風情のある小道「嵯峨野 竹林の道」はある。京都嵐山の代表的な観光スポット、圧巻の竹林!というほかない。数万本の竹が生い茂る一帯には、竹林の間を縫うように小径が張り巡らされ歩くたびにどこか平安時代の趣が感じられる。青竹にという懐に抱かれたような別世界の中、風はひんやりと涼しく、竹たちがサラサラとその風に合わせて「風の演奏」を聞かせてくれる。竹の青い香り、竹の隙間から降注ぐ陽日しが眩しく時間の感覚を忘れてしまいそうである。(1704)