相模原市下溝にハーブの芳香に包まれた農園=農業生産法人グリンピア相模原が運営する農業体験施設「モナの丘」はある。2007年にオープンした「モナの丘」は広さ3.5haの広大な敷地に「農産物販売所」、「農業レストラン」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」、「バラ園」、「バイオマス実験プラント」、「希望の花壇」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュウ広場」等が配置されている。ハーブ園には紫色の穂をつけ香るラベンダーはまだのようであるが、レストラン前のローズガーデンでは幾種類もの「バラ」が咲き見ごろを迎えている。今「モナの丘」はバラとハーブの香りに包まれている。(1705)
相模原市緑区下九沢に公園全体が植物園のように造られている「相模原北公園」はある。当園の「東フロント入口」から階段状の「ロックガーデン」中央と両側には白、黄色、ピンク色のフロリバンダ系、ミニバラ系のバラが美しく咲きバラ特有の甘い香を漂わせ、バラの華やかな世界へ誘ってくれている。その下には中央に水が流れる花木園「バラ園」がある。バラ園にはハイブリッドティー系の85種、1900本の「バラ」が色鮮やかに咲き揃い「薔薇ワールド」を創造している。当園は品種が多く、一度に色んなバラの花を楽しむことができる。華麗で優雅で気品に満ちた花姿、艶やかな色あいといいまさしく「花の女王」であり今、当園の主役の花として輝きを魅せている。(1705)
京都市右京区嵯峨天龍芒ノ馬場町に京都五山の第一位の臨済宗天龍寺派大本山寺院「霊亀山天龍寺」(正式名は霊亀山天龍資聖禅寺)はある。後醍醐天皇の皇后が開設した「檀林寺の跡地」に天皇の菩提を弔うため足利尊氏が康永4年(1345)創建した。本尊は釈迦如来である。室町時代には150余りの塔頭を持つ壮大な規模と高い格式を誇る禅宗大寺であり、今も「総門」から延びる参道に十数塔頭が残っている。以前は「渡月橋」当りまで寺域であった。広い境内には明治期再建の「法堂」、「大方丈」、「庫裏」、「多宝殿」などの伽藍が建ち並んでいる。また方丈裏の曹源池を中心とする方丈庭園は美しく京都を代表する池泉回遊式庭園である。世界遺産で当寺は神仏霊場巡拝の道第88番札所である。(1704)