各地で紅葉の見ごろを迎えているが、相模原市新戸の霊峰「雨降山」を望む緑豊かな地に建長寺の末寺、曹洞宗寺院「本鏡山常福寺」の紅葉もクライマックス前の華やかな寺域を形成している。当寺の創建は約700年前。本尊は釈迦如来。当寺は春は「桜」、秋は「彼岸花」と「萩」、晩秋、初冬は「紅葉」と年に2期間にわたって境内は美しく彩られる。境内に入る石段の前には樹齢400年を越える古木「しばの木」が聳えている。当寺は禅寺として江戸時代には「寺子屋」を開き、当地の学問の中核であった。「山門」前にある数本の「モミジ」も赤く色づき一年で一番美しい華やかな世界を創り始めている。(2312)
座間市相武台、51号線が通る相模原市の住宅街の一画に総合体育館=「座間のスカイアリーナ」に隣接した16,210㎡の広さを誇る「大坂台公園」はある。今、当園は「モミジ」、「カエデ」、「イチョウ」が見頃を迎え共演するかのような美しさを披露中である。体育館前の壁から流れるエリアでは「モミジ」が20本近く真赤に紅葉している。奥手の小高いエリアには各種遊具と展望台を備えた園内の一画に一列に植えられた10本近い「イチョウ」が真っ黄色、黄金色に黄葉し、園全体が「モミジ」と「カエデ」が赤く、「イチョウ」が黄色く、周りの「落葉樹」が橙色にとグラデーション美~復合美を描き始めている。(2311)