先月、東京港区の虎ノ門・麻布台地区に「都市の中の都市=コンパクトシティ」を理想とし「緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街 - Modern Urban Village -」広大な「中央広場」を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など多様な都市機能を融合させた複合施設「麻布台ヒルズ」が誕生した。中心の建物が地上64階、高さは330mで「あべのハルカス」(大阪市)を抜き現時点で日本一の高さとなった「麻布台ヒルズ森JPタワー」である。海外高級ブランド、アパレルショップや飲食店など凡そ150の店舗が入居した商業施設。そしてその一帯には「ガーデンプラザ」、「アートミュージアム」、「ヒルズマーケット」、「ヒルズギャラリー」など建ち並ぶ。さらに隣接して二つのホテル併設タワーマンションすでに完成の「麻布台ヒルズレジデンスA」(地上53階、地下5階、高さ237.20m、延べ面積168,967㎡の)、来年6月竣工予定の「麻布台ヒルズレジデンスB」(地上64階、地下5階、高さ262.82m)が建設中。このエリアの就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、年間来街者数約3,000万人という数値である。「神谷町駅」も大きくなり麻布台ヒルズと直結した神谷町、麻布台の新名所となった。先週も訪れたが今日は中央広場で物販、飲食17店舗が建ち並ぶ「クリスマスマーケット」が12/9から12/25まで開催されておりどの店も行列ができる賑わいぶりであった。(2312)
日本を代表するターミナル駅「渋谷駅」に隣接し建設されていた「Shibuya Sakura Stage」が先月、代官⼭や恵比寿へのアクセスも良く、オフィス・商業・教育・⽂化施設のほか住宅等の多様な機能が立地する「桜丘」に竣工した。渋谷大改造の一環であり渋谷駅西口に「新たなランドマーク」の「Shibuya Sakura Stage」は渋谷駅とJR線に隣接し、国道246号線を挟み「渋谷フクラス」や「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷ストリーム」にも近い。2022年9月上棟、2023年11月竣工、これからの計画はオフィスや商業、サービスアパートメントや国際医療施設などの国際競争力の強化に資する都市機能などは順次開業し、2024年夏にまちびらきイベントを実施予定。サクラステージの概要はA街区の名称を「SHIBUYAサイド」、B街区の名称を「SAKURAサイド」に決定。「SHIBUYAサイド」にA1棟は「SHIBUYAタワー」、A2棟は「セントラルビル」、「SAKURAサイド」にB棟は「SAKURAタワー」、そしてB先端棟は「SAKURAテラス」すべての棟の低層階に動きのあるピンクの桜模様がデザインされたファサードが連続して続き、桜の街路樹も植えられている。面積約25万4830㎡となる広大なエリアに、A街区(SHIBUYAサイド。地上39階、地下4階)、B街区(SAKURAサイド。地上29階、地下2階)、C街区(日本基督教団中渋谷教会。地上4階)の3エリアに分かれていて、これらはすべてデッキによって接続されさらに「アーバンコア」と呼ばれるエスカレーターで回遊できる。(2312)
座間市入谷に谷戸の地域の歴史・文化を背景とした里山の貴重な緑や多彩な動植物を保全しながら自然観察が楽しめ、さらに里山の環境を体験できる公園として造られた「県立座間谷戸山公園」はある。31haという広大な園内にはパークセンター、里山体験館、湿生生態園、「水鳥の池」と野鳥観察小屋、湧きみずの谷、野鳥の原っぱ、昆虫の森、森の学校、クヌギ・コナラ、シラカシ、スギ・ヒノキ観察林、伝説の丘などが巧みに配置されている。この時期、当園で一番人気の多くのカメラマンが訪れるスポットは「水鳥の池」である。冬鳥、渡鳥、留鳥類の集結する「水鳥の池」にはもう数百羽の留鳥、渡鳥で賑わっていた。アオサギが一羽、マガモ、コガモ、ハシヒロカモ、オナガガモ、カルガモたちが池の床で羽を休めたり時折捕餌している。(2312)