今月の1日から25日まで「青の洞窟 SHIBUYA」が開催されている。このイルミネーションイベント「青の洞窟」の前身は2014年に中目黒で「Nakameguro 青の洞窟」として初めて開催された。大好評を機に2016年からは渋谷に場所を変えて開催されるようになった。2019年の「青の洞窟 SHIBUYA」には開始3週間で来場者数100万人を突破、最終的には約320万人超が来場し、累計で1千万人を超えた。2020年からは新型コロナウイルス感染症の影響で開催は見送られ中止を余儀なくされるも昨年3年ぶりに渋谷でのイルミネーションイベント「青の洞窟 SHIBUYA」を開催されたのに続き今年も渋谷公園通り(500m)から代々木公園ケヤキ並木(77本~300m)には昨年より約17万球増えた約77万球の青いイルミが点灯し渋谷の街を青く幻想的な光で包み込んでいる。今年は「青の洞窟 SHIBUYA DAY&NIGHT」をテーマにイベント初の「青の洞窟 Xmas market」を開催されている。そして今年初の高さ約6mのツリーも登場、そしてケヤキ並木の一部に「ミラーマット」が敷かれLEDの光を反射させ、上下に広がる光は空間はまるで「洞窟」のようである。「青の世界にゆっくり浸る」時間もないほど並木通りはもう人~人~人で埋め尽くされ「立ち止まらないでください」のアナウンスである。(2312)
座間市入谷に座間に残された里山の風情が残る自然と触れ合える「座間のオアシス」ともいうべき「県立座間谷戸山公園」はある。当園は縄文時代からの人の暮らしが営まれていた土地で、残された貴重な谷戸の自然環境保全、地域の歴史・文化を背景とした里山の環境や貴重な緑や多彩な動植物を保全しながら自然観察が楽しめ、体験できる公園として平成14年に全面開園。面積は32.1ha。春はれんげ、夏はホタル、秋は紅葉、冬は池に集まるカモと四季折々に様々な表情が楽しめる。園内には「サンクチュアリ」、「水鳥の池」、「シラカシ観察林」、「昆虫の森」、「スギ・ヒノキ観察林」、「湧き水の谷」、「クヌギ・コナラ観察林」、「伝説の丘」、「星の谷街道・巡礼街道」、「炭焼き小屋」のエリアが配置されている。「西門」の長屋門から入園すると「里山体験館」前に一本、パーマセンター一本の「ローバイ」(蝋梅)が少しずつ咲き始め琥珀色の花びらを広げはじめた。梅の字が入るが梅ではなく、中国原産ロウバイ科 / ロウバイ属のの落葉低木である。中国ではウメ、スイセン、ツバキとともに「雪中の四花」として尊ばれている。花被片はちょっと透明がかっていて、ろう細工のような黄色い花を咲かせ新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在である。近づいてみると少しだけ甘い香が漂っている。(2312)
相模原市南区新戸、曹洞宗寺院「長松禅寺」の傍にかつては新戸村の鎮守であった「白山姫神社」は鎮座している。当寺は「白山大権現」と呼ばれていた当社の創建年代は残された棟札より享保8年(1723)頃とされ新戸村の鎮守として勧請された。当地にあった「関東総奉行」内藤清成の陣屋に祀られたか或いは陣屋廃絶後に祀られたかと推定される。その証として「陣屋稲荷」という小さな稲荷社が境内にある。祭神は伊佐那岐命、伊佐那美命、菊理比売命である。石段を上ると「鳥居」があり、正面に「拝殿」がある。境内には御神木の大きな「ケヤキ」と「トチ」の木が並んで立つ。(2312)