NHKの紅白歌合戦が始まり今年、令和5年=2023年もあと4時間で幕を閉じようとしている。今年5月、減少〜終息宣言され5類に移行した「コロナ」、三年半の規制が解除された。感染者の数値が一医療機関の平均発表となり全国で何人の新規感染者いるのかと分かりにくくなった。全国では4千万人が感染、3人に一人の勘定となる。5月以降ゼロではないようであるが直近ので神奈川は900人超(先々週一週間)えである。「コロナ」が終息したと思ったらロシアの「ウクライナ侵攻」に続きイスラエル/パレスチナによる同じ土地の領有権をめぐり争っている二つの政治主体、およびそれらが占める領域を指す居住地を巡り「イスラエル」の戦さが勃発、「ウクライナ」はすっかり影を潜めてしまった。某首相「増税メガネ」による「定額減税」、「防衛増税」など、政治を舞台に国民が「税」の1文字に翻弄された1年を象徴する今年の漢字は世相を反映し「税」である。一時150円超えとなった「円安」、「為替相場の戦い」、「物価値上げ」で家計を圧迫した。スポーツ界でメジャーリーグ、WBCで日本はアメリカを破り世界一となった。その主役「大谷翔平」はドジャースへ高額契約金で移籍した。将棋界では藤井壮太君が8冠達成。また多くの著名&有名人が亡くなった。相模太夫も従弟、中学時代の友人を亡くした。コロナですっかり出不精となってしまった4年目の今年、昨日の麻溝の「顕正寺」、淵野辺の「龍像寺」、町田木曽の「福昌寺」、「忠生公園」のローバイ、大野台の「御嶽神社」で今年の旅は終わりを迎えた。今年は公園/庭園、寺社、四季の花、イベントが中心の投稿でしたが、この一年間50万件のアクセスを頂いた20万人の方々有難うございました。アクセス頂いた方々が佳き年をお迎えになられますことお祈り申し上げます。(2312)
大和市下鶴間に当地区の鎮守「武相下鶴間諏訪神社」は鎮座している。創立(創建)は不詳ながら古来より「式内石楯尾神社」と伝えられ「新編相模風土記稿」には文徳天皇天安元年(857)祭祀のことが記される。後醍天皇延喜7年(907)の神名帳に高座小五座のうち下鶴間村に「石楯尾神社」と記されており千有余年前に既に鎮座していた。諏訪湖の辺りに鎮座する「諏訪大社」は全国18000余といわれる諏訪神社の総鎮守であり、当諏訪神社も鎌倉時代中期のころ分霊され「諏訪社」とされ、延宝8年(1860)再建の棟札からも、徳川氏入国当時既に厳然と鎮座していた。宝永8年(1710)6月再建、安永7年(1778)再建の棟札が現存する。祭神は建御名方神。鶴間駅より東方へ藤沢街道前を左折、直進すると右手に構えられている一際大きい赤い「鳥居」より100mほどの参道を進むと右奥に各所に施された彫刻が見事な「社殿」(拝殿、幣殿、覆殿、本殿)がある。廻廊の両側に中国の漢の張良の物語、子房覆を捧ぐの図の彫刻、身舎の周囲壁面や脇障子に中国の故事を題材にした肉厚の彫刻が嵌込まれている。上部には雲や飛鳥など天空を配し、中間部には人物、草花、下部には波、水、水鳥、魚など池水に関する題材、向拝の廻りには竜や獅子の彫刻が施されている。境内中央には御神木の「シイの木」が聳え、社殿の左奥に「元宮」、参道右側に稲荷神社、八坂神社、秋葉・古峯神社が祀られる。飾りつけ、テントも張られもう新年の初詣の準備万端である。(2312)
相模原市南区麻溝台にクレマチス、アジサイの本数種類では市内随一の「相模原麻溝公園」はある。今、当園は「サザンカ」、「ローバイ」の花々が咲き誇っているが、もう一つ春を告げる花の代表「クリスマスローズ」が管理事務所傍の花壇で数種開花していた。他の花壇はまだ全体的に葉っぱだけであるが。当園には管理事務所前とセンター広場横とスロープ斜面、あじさい順路の奥、ふれあい動物広場の3か所に約6,000株が植えられている。可愛らしい花をつける「クリスマスローズ」は花の少ない冬の季節を彩る数少ない庭花である。花丈は20~30㎝、花姿は小首をかしげ何か耳を澄ましているように、やがて来る春の足音を待つように冬の寒さに耐え咲く花である。(2312)
町田市忠生に多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かした町田のオアシスとなっている「忠生公園」はある。忠生一丁目の東端部分から隣接する山崎町にかけて自然溢れる公園となっている。谷戸とは丘陵地が浸食されて形成された谷状の地。公園面積8.1ha (東京ドーム1.5分の広さ)。昭和52年(1977)に第1期区域が開園。その後、公園を拡張する形で半分以上は谷戸の自然をそのまま残した自然観察園として平成9年(1997)に第2期区域を開園。園内に「子ども広場」、「花見の広場」、「丘の広場」、「水の広場」、「蝋梅苑」、「展望広場」、「ソフトボール場」、「調整池」、「水の広場」、「自然観察園」、「源流の池」、「体験農業ができる水田」、「湿性地エリア」などがある。「蝋梅苑」には「ソシンロウバイ」、「マンゲツロウバイ」などが約84本近く植えられている。既に見ごろを迎えている。ロウ細工の質感を思わす花から放出され仄かな甘い香りが苑全体に充満している。(2312)