相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「妙法山星谷寺」の寺域は黄金色の「イチョウ」の絨毯を敷き詰めたように!!

2023-12-11 12:10:19 | 寺院
座間市入谷に市最古の古刹「星の谷観音」と呼ばれている真言宗寺院「妙法山星谷寺」は鎮座している。江戸時代には大山講で賑わった当寺は「基地は山叡幽邃にして清泉せん湲たり星影水中に映じ暗夜も白昼の如くなれば土人星谷と呼べり」の故事に由来する。当寺は坂東33所霊場第8番札所で坂東霊場札所であり七不思議の寺と呼ばれている。もう一つ晩秋の時期に最も綺麗なのが「本堂」前に樹高30m近く聳える御神木の2本の「イチョウ」の古木がある。当寺の黄葉したイチョウは壮大で華やかで美しく「イチョウ寺」とでも名付けたいくらい。イチョウは中国名の「イーチャオ」(鴨脚=葉の形がカモの足に似る)が転訛したものでイチョウ科イチョウ属の落葉樹。約2億年前の中生代ジェラ紀に栄え、現在まで種を絶やさずに続く歴史の長い木である。美しく黄葉し役目を終え落葉、地面は黄金色の絨毯を敷き詰めたような幻想的な美しさとなっている。(2312)
 
 
 
 
 

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「県立相模原公園」の美しい「紅葉」も終焉へ!!

2023-12-11 08:35:19 | 公園・庭園
相模原市下溝に欧風庭園内に「噴水広場」、その両脇に100本の「メタセコイア」並木を配し、市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。当園のシンボル「メタセコイア」も茶褐色に紅葉が完成している。「紅葉」箇所のメインとなる「紅葉の丘」、「見本庭園」、「衆遊の庭」、「遊具広場」周辺では「モミジ」も紅く色づき、「カエデ」や「ナンキンハゼ」に「モミジバフウ」も色づき「ラクウショウ」はもう真っ黄色にと紅葉グラデーション、紅葉絵巻のような美しさである。この時期我々は美しい紅葉を堪能し愛でているが万葉の時代に遡る。日本で紅葉狩りが始まったのは平安末期で、これは浄土思想が広まり、物事が移り変わる様や人生のはかなさといった無常観と、季節の変化で色を変え、やがて散る紅葉(もみじ)がマッチしたようである。(2312)
 
 
 
 

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座間栗原の鎮守「栗原神社」

2023-12-11 07:16:01 | 神社
座間市栗原中央に栗原の鎮守で「相模の弥市」と言われた当地の豪農「大矢家」の先祖が天正元年(1573)に「王子大権現」を勧請して祀ったのが始まりとされる「栗原神社」は鎮座している。創建は天正元年(1573)。祭神は豊受大神、天御柱命、稚日留女命、道反大神、国御柱命。44号線、246号線立野台信号を左折、坂の左側目久尻川傍に鎮座している。「鳥居」を抜け境内へ入ると正面に「拝殿」、右に社務所、その前には石橋が掛けられた「小さな池」がありコイが泳いでいる。「社殿」左奥にあった市の天然記念物の樹齢500年以上といわれる古木「シラカシ」は切られて無くなっていたことは残念である。平成25年(2013年)に「社務所」や「神楽殿」が全焼、当社の古文書「栗原寺社村鏡」の写本なども焼失したが再建された。江戸時代からこの地区の鎮守であり今も伝わる祭囃子は昭和43年(1968)市指定重要文化財に指定されている。(2311)
 
 
 
 
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