津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

江戸という幻影

2010-01-14 12:43:07 | 書籍・読書
 渡辺京二氏の名著(1999年度和辻哲郎文化賞)「逝きし世の面影」を漸く読了した。幕末期の日本人の逞しくて豊かな人間像が、外国人が書き残した膨大な資料を読み解き、紹介しながら説得力の有る筆致で書き上げられている。500数十頁にいたる量で一期にとは行かなかったが、誠に爽やかな読了感である。

 次は時代を少し遡る「江戸という幻影」をどうしても読みたくて、「日本の古本屋」さんで検索、幸い一件ヒット早速購入の手続きをとった。書評などを見ても大いに期待ができる。

 渡辺京二氏は熊本在住、県人の誇りだとも言うべき人だと思っているが、著作が多く全てを読み終えるには相当の時間を要する。何とか頑張ろうと思っている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桜の井戸 | トップ | 延元様玄也公御一代之御儀覚... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿