Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

桜蘂(しべ)降る

2019年04月15日 23時19分31秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 早いサクラではもう蘂(しべ)が根もとにうずたかく溜まっている。根元の土や道路のアスファルトが赤く染まったように見えるところもある。暖かい感じもするが、一抹の寂しさが句に添えられるものでもある。祭の後の喪失感という感想もある。
 散る花弁と違って降る桜しべは重さもある。俯いて歩いているときに首筋や頭に当たるとその重みを感じる。当たった瞬間に足もとの桜しべの存在にあらためて気がつくこともある。私は桜しべ降る時の寂寞感が愛おしい。

★桜しべ頬打ち足の甲に降る       庄司たけし
★花しべまでふるい落として一人かな   森 さち


辛夷の花

2019年04月15日 21時15分51秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 久しぶりに外でだいぶ飲んで帰ってきた。少し早めの15時半ごろからワンコインの飲み会を始めた。年度のはじめというか、総会前の幹事会だからなのか、ツマミはこれまでの毎回の会費500円の積み残し分をはたいてそれなりに豪華なものになった。
 ほとんど同年代の仲間の家族関係の悩みや、自分の体力の限界や病気が話題の中心となる。そんな話題をさらに笑い飛ばして、和気あいあいとした飲み会はとても嬉しい。

★満月に目をみひらいて花こぶし      飯田龍太
★辛夷より白きチョークを置きにけり    西嶋あさ子


 第1句、辛夷が開くと確かに目を見開くほどに圧倒されることがある。それも春の満月の光のもとでは圧倒される。とはいっても月の光による明かりのもとである。ギラギラした明かりではなく、あまねく静かに照らす光と相通じるような明かりである。
 第2句、チョークというものから想像するのは学校の先生なのだろうか。春のほのかな暖かさと同時に冬の名残の寒さも「白き」に感じる。3月の卒業を控え、教え子に何かを伝えきった達成感、あるいは教師という職業から定年などで離れる際の名残りの感情も匂ってくる。なぜか余韻が豊かな俳句だと思う。


食事制限解除の日

2019年04月15日 12時38分43秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
午前中の会議は終了。午後の会議の準備も終わり、昼食にありつけた。
本日はコンビニ弁当でオムライスと野菜ジュース。事務所の傍のコンビニが再開してきれいに、広くなった。

本日はワンコインの飲み会。そして納豆やビタミンKなどの食事制限解除の日。早速野菜ジュースを解禁した。