フォーレ(1845~1924)の「舟歌」をずっと聴いているが、付属の解説書によるとフォーレのピアノ音楽の時期区分に沿って、舟歌13曲は3つのグループに分かれるという。
第1期(1860-1885) 第1番(1881)~第4番(1886)
第2期(1885-1906) 第5番(1894)~第7番(1905)
第3期(1906-1924) 第8番(1908)~第13番(1921)
私は第1番から第3番が特に好みである。揺れるような旋律が無限に続いていく。短い曲だがいつまでも続くような不思議な感覚にとらわれることがある。
これが第4番となると突然別の曲のような気分になり、第5番でさらに飛躍してしまう。梅雨の夜、静かにピアノ曲を聴きたいときはこの3曲が候補のひとつになる。
型式の基本はA-B-A´だが、Aが何回も聴きあきることなく繰り返されるように私には聴こえている。それだけ旋律が浮き上がって聴こえるのだと思う。
そしていづれも上昇音階の最後に現われるトレモロが印象的である。
第1期(1860-1885) 第1番(1881)~第4番(1886)
第2期(1885-1906) 第5番(1894)~第7番(1905)
第3期(1906-1924) 第8番(1908)~第13番(1921)
私は第1番から第3番が特に好みである。揺れるような旋律が無限に続いていく。短い曲だがいつまでも続くような不思議な感覚にとらわれることがある。
これが第4番となると突然別の曲のような気分になり、第5番でさらに飛躍してしまう。梅雨の夜、静かにピアノ曲を聴きたいときはこの3曲が候補のひとつになる。
型式の基本はA-B-A´だが、Aが何回も聴きあきることなく繰り返されるように私には聴こえている。それだけ旋律が浮き上がって聴こえるのだと思う。
そしていづれも上昇音階の最後に現われるトレモロが印象的である。