Sightsong

自縄自縛日記

「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール

2022-01-23 09:55:10 | アヴァンギャルド・ジャズ

下北沢のアレイホールにおいて、「ジョン・ラッセルを追悼する」コンサート初日(2022/1/22)。

Yumiko Tanaka 田中悠美子 (三味線, vo)
Tetuzi Akiyama 秋山徹次 (g)
Ken Ikeda 池田謙 (electronics)
Christophe Charles (g, electronics)
Suzueri すずえり (p, accordion, misc.)
Ko Ishikawa 石川高 (笙)

この顔ぶれに期待が高まる。クリストフ・シャルルさんの演奏を観るのは、川村龍俊さん主催の「Winds Cafe」第1回(1997年)以来だから四半世紀が経っている(Winds Cafeにも久しぶりに行ってみようかな)。

はじめに『In Alleycumfree』(ヘレン・ペッツ)の上映があった。ジョン・ラッセルさんの墓を訪ねるときの映像であり、ジョンさんのギターソロが重ね合わされている。楽器に音がへばりつきながら意思をもった生命体が歩を進めるようなものであり、あらためて独特な音楽家だったのだなと思わされる。

ファーストセットはすずえり+石川高+クリストフ・シャルル。笙の響きは大きな空間と長い時間を感じさせてくれるものだが、そこにギターとピアノが足音を立てないようにすっと入ってくる。すずえりさんのピアノの横には蓋を開けて剥き出しになったトイピアノ、その弦にモーターで回転する羽根が接触し、世界は事件で満ちているのだと言わんばかり。途中、石川さんの笙が短いパッセージで擾乱を起こすところなんて動悸が激しくなった。

セカンドセットは田中悠美子+池田謙+秋山徹次。弦のふたりは常にかれらにしかできないおもしろがりかたを表現する。田中さんは腹の底で笑いながら淡々と音楽的作業、秋山さんはよくわからない分厚いフィルターを通過させて一音一音を捻出。驚いたことにこのふたりが音で相互に呼応しあっている。そして池田さんの抑制的なサウンドが背後でこっそりその場の空間を歪ませており(3人の姿が揺れるところを幻視できた)、すばらしい。

最後に6人が集まって演奏。それぞれの音に耳をそばだてると個性を拾い上げることができるのだが、耳を全体に広げると誰の音かわからなくなるという愉悦があった。

Fuji X-E2、Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●ジョン・ラッセル
ジョン・ラッセル+豊住芳三郎@稲毛Candy(2018年)
「響きの今」(ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、ピーター・エヴァンス、秋山徹次)@両国門天ホール(2018年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
豊住芳三郎+ジョン・ラッセル『無為自然』(2013年)
ドネダ+ラッセル+ターナー『The Cigar That Talks』(2009年)
『News from the Shed 1989』(1989年)
ジョン・ラッセル+フィル・デュラン+ジョン・ブッチャー『Conceits』(1987、92年)
近藤等則+ジョン・ラッセル+ロジャー・ターナー『Artless Sky』(1979年)

●田中悠美子
藤山裕子+さがゆき+田中悠美子+山田邦喜@なってるハウス(2020年)
トム・ブランカート+ルイーズ・ジェンセン+今西紅雪+田中悠美子@本八幡cooljojo(JazzTokyo)(2019年)
齊藤僚太+ヨシュア・ヴァイツェル+田中悠美子@Ftarri(2018年)
角銅真実+横手ありさ、田中悠美子+清田裕美子、すずえり+大城真@Ftarri(2018年)

●秋山徹次
秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri(2020年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+ガレス・デイヴィス+秋山徹次@水道橋Ftarri(2020年)
ドーヴィッド・シュタッケナース+秋山徹次+中谷達也@東北沢OTOOTO(2020年)
アーサー・ブル+秋山徹次、神田さやか@Ftarri(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
エリザベス・ミラー+クレイグ・ペデルセン+秋山徹次+中村としまる@Ftarri(2018年)
「響きの今」(ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、ピーター・エヴァンス、秋山徹次)@両国門天ホール(2018年)
高島正志+古池寿浩+秋山徹次「Blues Frozen Xīng ブルース 凍てついた星」@Ftarri(2018年)
Sound of the Mountain with 秋山徹次、中村としまる『amplified clarinet and trumpet, guitars, nimb』(JazzTokyo)(2017年)
ファビオ・ペルレッタ+ロレンツォ・バローニ+秋山徹次+すずえり@Ftarri(2017年)
池田謙+秋山徹次@東北沢OTOOTO(2017年)
『OTOOTO』(2015、17年)

●池田謙
キム・ミール+クリスチャン・ヴァルムルー+池田謙@東北沢OTOOTO(2019年)
フタリのさとがえり@Ftarri(2018年)
池田謙+秋山徹次@東北沢OTOOTO
(2017年)

●すずえり
秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri(2020年)
エレクトロニクスとヴィオラ、ピアノの夕べ@Ftarri(2019年)
すずえり@Ftarri(2019年)
すずえり+大城真『Duo』(2018年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
角銅真実+横手ありさ、田中悠美子+清田裕美子、すずえり+大城真@Ftarri(2018年)
フタリのさとがえり@Ftarri(2018年)
Zhao Cong、すずえり、滝沢朋恵@Ftarri(2018年)
ファビオ・ペルレッタ+ロレンツォ・バローニ+秋山徹次+すずえり@Ftarri(2017年)
すずえり、フィオナ・リー『Ftarri de Solos』(2017年)

●石川高
間(ま)と楔(くさび)と浮遊する次元@新宿ピットイン(2021年)
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)
フローリアン・ヴァルター+石川高+山崎阿弥@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
エヴァン・パーカー@スーパーデラックス(2016年)
一噌幸弘『幽玄実行』『物狂 モノグルイ』(JazzTokyo)(2011年)


『Luego Luego Magazine』のインタビュー記事

2022-01-23 09:49:50 | アヴァンギャルド・ジャズ
『Luego Luego Magazine』に僕へのインタビューが掲載されました(40頁~)。編集はトロンボーン奏者のブライアン・アレンさん。写真は中国のサックス奏者・老丹と(アケタの店)、『Voyage』誌に書いた記事、友人との「チーズケーキサミット」、草間彌生の間にて(LAのBroad)、なってるハウスのビール。こうして書き手に注目してもらうのはおもしろいことです。
 
 

喜多直毅+照内央晴+西嶋徹@成城Cafe Beulmans

2022-01-16 08:53:29 | アヴァンギャルド・ジャズ

成城学園前のCafe Beulmans(2022/1/15)。

Naoki Kita 喜多直毅 (vln)
Hisaharu Teruuchi 照内央晴 (p)
Toru Nishijima 西嶋徹 (b)

はじめは意外に思えた照内・喜多デュオもライヴを積み重ねており、一方で喜多さんと西嶋さんとの共演も多い。そして西嶋さんと照内さんが今回初共演。

そのためか、リラックスしながらも手探りのようなファーストセット。弦のふたりはマージナルな周波数域から中心部へ、細い音から次第に太く。ピアノは驚くほどすっと入ってくる。三者間がしなやかなバネで連結された音楽のようなもので、ヴェクトルは高揚に向かう。これで皆が階段の踊り場に到達したのか、セカンドセットは三者別々に踊り始める。爆発も摩擦も共感もある。このあたりの過程に立ち会うことが出逢い=即興のおもしろさのひとつだろう。発する音の幅が驚くほど広い人たちゆえ、結果として生まれるサウンドは融通無碍。

Fuji X-E2、Carl Zeiss Jena Flektogon 35mmF2.4 (M42)

●喜多直毅
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2021年)
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2021年)
喜多直毅+マクイーン時田深山@松本弦楽器(2020年)
喜多直毅+元井美智子+西嶋徹@本八幡cooljojo(2020年)
喜多直毅+元井美智子+久田舜一郎@松本弦楽器(JazzTokyo)(2020年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+内橋和久@下北沢Apollo(2019年)
ハインツ・ガイザー・アンサンブル5@渋谷公園通りクラシックス(2019年)
喜多直毅+西嶋徹『L’Esprit de l’Enka』(JazzTokyo)(-2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
喜多直毅+元井美智子+フローリアン・ヴァルター@松本弦楽器(2019年)
徹さんとすごす会 -齋藤徹のメメント・モリ-(2019年)
喜多直毅+翠川敬基+角正之@アトリエ第Q藝術(2019年)
熊谷博子『作兵衛さんと日本を掘る』(2018年)
喜多直毅クアルテット「文豪」@公園通りクラシックス(2018年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(2018年)
ファドも計画@in F(2018年)
齋藤徹+喜多直毅@板橋大山教会(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+外山明@cooljojo(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+皆藤千香子@アトリエ第Q藝術(2018年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2017年)
翠川敬基+齋藤徹+喜多直毅@in F(2017年)
喜多直毅+マクイーン時田深山@松本弦楽器(2017年)
黒田京子+喜多直毅@中野Sweet Rain(2017年)
齋藤徹+喜多直毅@巣鴨レソノサウンド(2017年)
喜多直毅クアルテット@求道会館(2017年)
ハインツ・ガイザー+ゲリーノ・マッツォーラ+喜多直毅@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
喜多直毅クアルテット@幡ヶ谷アスピアホール(JazzTokyo)(2017年)
喜多直毅・西嶋徹デュオ@代々木・松本弦楽器(2017年)
喜多直毅+田中信正『Contigo en La Distancia』(2016年)
喜多直毅 Violin Monologue @代々木・松本弦楽器(2016年)
喜多直毅+黒田京子@雑司が谷エル・チョクロ(2016年)
齋藤徹+かみむら泰一、+喜多直毅、+矢萩竜太郎(JazzTokyo)(2015-16年)
うたをさがして@ギャラリー悠玄(2015年)http://www.jazztokyo.com/best_cd_2015a/best_live_2015_local_06.html(「JazzTokyo」での2015年ベスト)
齋藤徹+喜多直毅+黒田京子@横濱エアジン(2015年)
喜多直毅+黒田京子『愛の讃歌』(2014年)
映像『ユーラシアンエコーズII』(2013年)
ユーラシアンエコーズ第2章(2013年)
寺田町の映像『風が吹いてて光があって』(2011-12年)
『うたをさがして live at Pole Pole za』(2011年) 

●照内央晴
吉田達也+照内央晴@公園通りクラシックス(JazzTokyo) (2021年)
豊住芳三郎インタビュー(続編)(JazzTokyo)(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2021年)
豊住芳三郎+照内央晴+吉田つぶら@山猫軒(2021年)
照内央晴+柳沢耕吉+あきおジェイムス+本藤美咲@なってるハウス(2021年)
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2020年)
藤山裕子+照内央晴+吉田隆一+吉田つぶら@なってるハウス(2020年)
吉田達也+照内央晴@荻窪Velvet Sun(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@山猫軒(2020年)
庄子勝治+照内央晴@稲毛Candy(2020年)
松本一哉+照内央晴+吉本裕美子@水道橋Ftarri(2020年)
照内央晴+加藤綾子@本八幡cooljojo(2020年)
神保町サウンドサーカス(直江実樹+照内央晴、sawada)@神保町試聴室(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2020年)
千野秀一+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2019年)
奥田梨恵子+照内央晴@荻窪クレモニア(2019年)
豊住芳三郎+コク・シーワイ+照内央晴@横濱エアジン(2019年)
照内央晴+加藤綾子@神保町試聴室(2019年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
フローリアン・ヴァルター+照内央晴@なってるハウス(2019年)
豊住芳三郎インタビュー(JazzTokyo)(2019年)
豊住芳三郎+庄子勝治+照内央晴@山猫軒(2019年)
豊住芳三郎+老丹+照内央晴@アケタの店(2019年)
豊住芳三郎+謝明諺@Candy(2019年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2019年)
吉久昌樹+照内央晴@阿佐ヶ谷ヴィオロン(2019年)
照内央晴、荻野やすよし、吉久昌樹、小沢あき@なってるハウス(2019年)
照内央晴+方波見智子@なってるハウス(2019年)
クレイグ・ペデルセン+エリザベス・ミラー+吉本裕美子+照内央晴@高円寺グッドマン(2018年)
照内央晴+川島誠@山猫軒(2018年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2018年)
『終わりなき歌 石内矢巳 花詩集III』@阿佐ヶ谷ヴィオロン(2018年)
Cool Meeting vol.1@cooljojo(2018年)
Wavebender、照内央晴+松本ちはや@なってるハウス(2018年)
フローリアン・ヴァルター+照内央晴+方波見智子+加藤綾子+田中奈美@なってるハウス(2017年)
ネッド・マックガウエン即興セッション@神保町試聴室(2017年)
照内央晴・松本ちはや《哀しみさえも星となりて》 CD発売記念コンサートツアー Final(JazzTokyo)(2017年)
照内央晴+松本ちはや、VOBトリオ@なってるハウス(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』@船橋きららホール(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』(JazzTokyo)(2016年)
照内央晴「九月に~即興演奏とダンスの夜 茶会記篇」@喫茶茶会記(JazzTokyo)(2016年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)

●西嶋徹
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
北田学+西嶋徹+神田綾子@渋谷Bar subterraneans(2021年)
喜多直毅+元井美智子+西嶋徹@本八幡cooljojo(2020年)
喜多直毅+西嶋徹『L’Esprit de l’Enka』(JazzTokyo)(-2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
喜多直毅・西嶋徹デュオ@代々木・松本弦楽器(2017年)


石渡岬+不破大輔@千駄木Bar Isshee

2022-01-15 01:15:49 | アヴァンギャルド・ジャズ

千駄木のBar Isshee(2021/1/13)。

Misaki Ishiwata 石渡岬 (tp, vo)
Daisuke Fuwa 不破大輔 (b, g)

スタンダードを演っても、ヘイデンを演っても、ミンガスを演っても、オリジナルを演っても、デュオの音が気持ちのいい空隙とともに伝わってくる。トランペットが喉を唸らせるような激しいときでもミュートを付けて語るようなときでも。不思議。

Fuji X-E2、Carl Zeiss Jena Flektogon 35mmF2.4 (M42)

●石渡岬
石渡岬+野口UFO義徳+加藤雅史@名古屋なんや(2021年)

●不破大輔
不破ワークス@なってるハウス(2020年)
加藤崇之+不破大輔+藤掛正隆+元晴@荻窪ルースターノースサイド(2019年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
渋さチビズ@なってるハウス(2019年)
青山健一展「ペタペタ」とThe Space Baa@EARTH+GALLERY(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2017年)
川下直広カルテット@なってるハウス(2016年)
立花秀輝+不破大輔@Bar Isshee(2015年)
不破大輔@東京琉球館(2015年)
山口コーイチ『愛しあうことだけはやめられない』(2009-10年)
高木元輝の最後の歌(2000年)
2000年4月21日、高木元輝+不破大輔+小山彰太(2000年)
『RAdIO』(1996, 99年)
『RAdIO』カセットテープ版(1994年)
フェダイン『ファースト』『ジョイント』(JazzTokyo)(1990、1993年)
のなか悟空&元祖・人間国宝オールスターズ『伝説の「アフリカ探検前夜」/ピットインライブ生録画』(1988年)


マーク・ルワンドウスキ・インタビュー(Jazz Right Now)

2022-01-13 08:00:51 | アヴァンギャルド・ジャズ

ニューヨークで活動するベーシストのマーク・ルワンドウスキ(Mark Lewandowski)さんにインタビューした。

師事したヘンリー・グライムス、ニューヨークとロンドンのシーン、ポール・ブレイ、アンドリュー・ヒル、コロナ下の動き、そして新アルバムのこと。

>> Interview: Mark Lewandowski

●マーク・ルワンドウスキ
マーク・ルワンドウスキ『Under One Sky』(JazzTokyo)(2021年)
マーク・ルワンドウスキ『Waller』(2016年)


神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ

2022-01-11 22:07:49 | アヴァンギャルド・ジャズ

大泉学園のインエフ(2022/1/10)。

Ayako Kanda 神田綾子 (vo)
Kaori Osawa 大澤香織 (p)
Toru Nishijima 西嶋徹 (b)

大澤さんと神田さんは旧知の仲。神田さんと西嶋さんは2度目の共演。西嶋さんと大澤さんは初の手合わせ。僕は大澤さんのプレイに初めて接する。スタンダードなどジャズの方法論と自由即興という両極端にありそうな領域をどのように混ぜるのだろうと思っていた。それは曲を核にして両領域を堂々と行き来するものだった。

ベースソロから始まる「Come Rain or Come Shine」で、途中から入ってきたピアノの強さに目が覚める。神田さんは歌詞を断片化しながら再結合させるようなアプローチ、普通のスキャットではない。軋むベースと内壁が擦れるヴォイスにも驚いているとピアノがふたたび入り、重層的なものになった。続いて、破裂するような高音のピアノと揺れ動く弓弾きのコントラバスとの重なりから、「朧月夜」。西嶋さんは弓弾きを強くしていき指に移行するという強さをみせた。

「There Will Never Be Another You」の始まりは神田さんの囁き喉を鳴らすような異音だが、ここで外の道から聴こえるサイレンと重なり、偶然ながら世界が突然開かれるように思えた。大澤さんが独特の間をもって介入してくると不思議に曲に化ける。ただ、それを三者が示し合わせたように崩壊させ、ビートという重力がない場へと勢いよく入っていった。

セカンドセットの冒頭はピアノが残響を活かし、一方で何の音だと思ったらコントラバスの駒を弓で擦っている。この不思議なサウンドが「Angel Eyes」の幽かな世界へとつながった。そしてまたしても驚きの「Bibbidi-Bobbidi-Boo」。大澤さんはにこりともせず愉快で強いアタック、これに引き上げられるように西嶋さんは弓と指で激しく弦を叩く。

最後にコントラバスは力を抜くように、とは言え弦の上端から下端までを触っている。これがある時点を機に時間を動かし始め、三者が互いを足場にして縦に横に動いてゆくような感覚、これがきっとトリオの醍醐味である。やがて「Summertime」になり、神田さんは自分が発した音を足場にして次の音を出すという、トリオから自分自身へのトポロジカルな展開。

強靭にして柔軟、強面のようでいて実は含み笑い。

Fuji X-E2、Carl Zeiss Jena Flektogon 35mmF2.4 (M42)

●神田綾子
神田綾子+三上寛@なってるハウス(JazzTokyo)(2021年)
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
神田綾子+細井徳太郎+岡川怜央@水道橋Ftarri(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
細田茂美+神田綾子@高円寺グッドマン(2021年)
神田綾子+真木大彰@Permian(2021年)
纐纈雅代+神田綾子@六本木Electrik神社(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
神田綾子+纐纈雅代@下北沢No Room for Squares(2021年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
マクイーン時田深山+神田綾子@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five(2020年)
神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)

●西嶋徹
北田学+西嶋徹+神田綾子@渋谷Bar subterraneans(2021年)
喜多直毅+元井美智子+西嶋徹@本八幡cooljojo(2020年)
喜多直毅+西嶋徹『L’Esprit de l’Enka』(JazzTokyo)(-2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
喜多直毅・西嶋徹デュオ@代々木・松本弦楽器(2017年)


藤井郷子+田村夏樹@山猫軒

2022-01-10 09:54:24 | アヴァンギャルド・ジャズ

越生町の山猫軒(2022/1/9)。

Natsuki Tamura 田村夏樹 (tp, perc, voice)
Satoko Fujii 藤井郷子 (p)

越生の山。田村さんは愉しそうに中華鍋やプラスチック容器を叩きオノマトペを歌う。なんて自由なんだろう。そして藤井さんのピアノはすべてを受け容れて投げ返すよう。合間にぱちぱちと薪が爆ぜる音。

Fuji X-E2、Carl Zeiss Jena Flektogon 35mmF2.4 (M42)、Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●田村夏樹
This is It!『MOSAIC』(JazzTokyo)(2021年)
ガトー・リブレ『Koneko』(JazzTokyo)(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
藤井郷子+ジョー・フォンダ『Four』(2018年)
与之乃&田村夏樹『邂逅』(2018年)
与之乃+田村夏樹@渋谷メアリージェーン(2018年)
Mahobin『Live at Big Apple in Kobe』(JazzTokyo)(2018年)
魔法瓶@渋谷公園通りクラシックス(2018年)
MMM@稲毛Candy(2018年)
藤井郷子オーケストラ東京@新宿ピットイン(2018年)
藤井郷子オーケストラベルリン『Ninety-Nine Years』(JazzTokyo)(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
This Is It! @なってるハウス(2017年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
藤井郷子『Kitsune-Bi』、『Bell The Cat!』(1998、2001年)

●藤井郷子
This is It!『MOSAIC』(JazzTokyo)(2021年)
Futari『Beyond』(JazzTokyo)(-2020年)
ガトー・リブレ『Koneko』(JazzTokyo)(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
藤井郷子+ジョー・フォンダ『Four』(2018年)
藤井郷子+ラモン・ロペス『Confluence』(2018年)
藤井郷子『Stone』(JazzTokyo)(2018年)
This is It! 『1538』(2018年)
魔法瓶@渋谷公園通りクラシックス(2018年)
MMM@稲毛Candy(2018年)
藤井郷子オーケストラ東京@新宿ピットイン(2018年)
藤井郷子オーケストラベルリン『Ninety-Nine Years』(JazzTokyo)(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
This Is It! @なってるハウス(2017年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
藤井郷子『Kitsune-Bi』、『Bell The Cat!』(1998、2001年)


福岡林嗣+ルイス稲毛+川島誠@高円寺Fourth Floor II

2022-01-08 23:45:35 | アヴァンギャルド・ジャズ

高円寺のFourth Floor II(2021/1/8)。

Rinji Fukuoka 福岡林嗣 (vo, g, misc.)
Louis Inage ルイス稲毛 (b)
Makoto Kawashima 川島誠 (as)

物狂いと覚醒、強さと剥き出しの弱さ。

Fuji X-E2、Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●川島誠
大友良英+川島誠『DUO』(Jazz Right Now)(2021年)
大友良英+川島誠@山猫軒(2021年)
川島誠+クリスティアン・メオス・スヴェンセン@東北沢OTOOTO(2019年)
ピーター・コロヴォス+川島誠+内田静男+山㟁直人+橋本孝之@千駄木Bar Isshee(2019年)
『今・ここ・私。ドイツ×日本 2019/即興パフォーマンス in いずるば』(2019年)
川島誠インタビュー(JazzTokyo)(2019年)
徹さんとすごす会 -齋藤徹のメメント・モリ-(2019年)
マーティン・エスカランテ、川島誠、UH@千駄木Bar Isshee(2019年)
川島誠@白楽Bitches Brew(2019年)
タリバム!featuring 川島誠&KみかるMICO『Live in Japan / Cell Phone Bootleg』(2019年)
フローリアン・ヴァルター+直江実樹+橋本孝之+川島誠@東北沢OTOOTO(2018年)
照内央晴+川島誠@山猫軒(2018年)
川島誠+齋藤徹@バーバー富士(JazzTokyo)(2018年)
2017年ベスト(JazzTokyo)
川島誠@川越駅陸橋(2017年)
むらさきの色に心はあらねども深くぞ人を思ひそめつる(Albedo Gravitas、Kみかる みこ÷川島誠)@大久保ひかりのうま(2017年)
#167 【日米先鋭音楽家対談】クリス・ピッツィオコス×美川俊治×橋本孝之×川島誠(2017年)
川島誠『Dialogue』(JazzTokyo)(2017年)
Psychedelic Speed Freaks/生悦住英夫氏追悼ライヴ@スーパーデラックス(2017年)
川島誠『you also here』(2016-18年)
川島誠+西沢直人『浜千鳥』(-2016年)
川島誠『HOMOSACER』(-2015年) 


ミシェル・ドネダ+フレデリック・ブロンディ+齋藤徹『Spring Road 16』(JazzTokyo)

2022-01-01 22:07:39 | アヴァンギャルド・ジャズ

ミシェル・ドネダ+フレデリック・ブロンディ+齋藤徹『Spring Road 16』(Relative Pitch Records、2016年)のレビューを『JazzTokyo』に寄稿した。

>>#09 『Michel Doneda, Frederic Blondy, Tetsu Saitoh / Spring Road 16』

Tetsu Saitoh 齋藤徹 (b)
Frederic Blondy (p)
Michel Doneda (ss, sopranino sax)

●齋藤徹
森田志保『徹さんの不在』(Dance Vision 2021 feat. 齋藤徹)@アトリエ第Q藝術(2021年)
齋藤徹生誕祭@横濱エアジン(2021年)
徹さんとすごす会 -齋藤徹のメメント・モリ-(2019年)
『Sluggish Waltz スロッギーのワルツ』(JazzTokyo)(2019年)
ジャン・サスポータス+矢萩竜太郎+熊坂路得子@いずるば(齋藤徹さんの不在の在)(2019年)
松本泰子+庄﨑隆志+齋藤徹@横濱エアジン(『Sluggish Waltz - スロッギーのワルツ』DVD発売記念ライヴ)(2019年)
齋藤徹+久田舜一郎@いずるば(2019年)
齋藤徹+沢井一恵@いずるば(JazzTokyo)(2019年)
近藤真左典『ぼくのからだはこういうこと』、矢荻竜太郎+齋藤徹@いずるば(2019年)
2018年ベスト(JazzTokyo)
長沢哲+齋藤徹@ながさき雪の浦手造りハム(2018年)
藤山裕子+レジー・ニコルソン+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹+長沢哲+木村由@アトリエ第Q藝術(2018年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@喫茶茶会記(2018年)
永武幹子+齋藤徹@本八幡cooljojo(JazzTokyo)(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@本八幡cooljojo(2018年)
DDKトリオ+齋藤徹@下北沢Apollo(2018年)
川島誠+齋藤徹@バーバー富士(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹+喜多直毅@板橋大山教会(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+外山明@cooljojo(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@本八幡cooljojo(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+皆藤千香子@アトリエ第Q藝術(2018年)
2017年ベスト(JazzTokyo)
即興パフォーマンス in いずるば 『今 ここ わたし 2017 ドイツ×日本』(2017年)
『小林裕児と森』ライヴペインティング@日本橋三越(2017年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2017年)
長沢哲+齋藤徹@東北沢OTOOTO(2017年)
翠川敬基+齋藤徹+喜多直毅@in F(2017年)
齋藤徹ワークショップ特別ゲスト編 vol.1 ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+佐草夏美@いずるば(2017年)
齋藤徹+喜多直毅@巣鴨レソノサウンド(2017年)
齋藤徹@バーバー富士(2017年)
齋藤徹+今井和雄@稲毛Candy(2017年)
齋藤徹 plays JAZZ@横濱エアジン(JazzTokyo)(2017年)
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
りら@七針(2017年)
広瀬淳二+今井和雄+齋藤徹+ジャック・ディミエール@Ftarri(2016年)
齋藤徹『TRAVESSIA』(2016年)
齋藤徹の世界・還暦記念コントラバスリサイタル@永福町ソノリウム(2016年)
かみむら泰一+齋藤徹@キッド・アイラック・アート・ホール(2016年)
齋藤徹+かみむら泰一、+喜多直毅、+矢萩竜太郎(JazzTokyo)(2015-16年)
齋藤徹・バッハ無伴奏チェロ組曲@横濱エアジン(2016年)
うたをさがして@ギャラリー悠玄(2015年) 
齋藤徹+類家心平@sound cafe dzumi(2015年)
齋藤徹+喜多直毅+黒田京子@横濱エアジン(2015年)
映像『ユーラシアンエコーズII』(2013年)
ユーラシアンエコーズ第2章(2013年)
バール・フィリップス+Bass Ensemble GEN311『Live at Space Who』(2012年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹@ポレポレ坐(2011年)
齋藤徹による「bass ensemble "弦" gamma/ut」(2011年)
『うたをさがして live at Pole Pole za』(2011年)
齋藤徹『Contrabass Solo at ORT』(2010年)
齋藤徹+今井和雄『ORBIT ZERO』(2009年)
齋藤徹、2009年5月、東中野(2009年)
ミシェル・ドネダと齋藤徹、ペンタックス43mm(2007年)
齋藤徹+今井和雄+ミシェル・ドネダ『Orbit 1』(2006年)
ローレン・ニュートン+齋藤徹+沢井一恵『Full Moon Over Tokyo』(2005年)
明田川荘之+齋藤徹『LIFE TIME』(2005年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹+今井和雄+沢井一恵『Une Chance Pour L'Ombre』(2003年)
往来トリオの2作品、『往来』と『雲は行く』(1999、2000年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ+チョン・チュルギ+坪井紀子+ザイ・クーニン『ペイガン・ヒム』(1999年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ『交感』(1999年)
齋藤徹+沢井一恵『八重山游行』(1996年)
久高島で記録された嘉手苅林昌『沖縄の魂の行方』、池澤夏樹『眠る女』、齋藤徹『パナリ』(1996年)
ミシェル・ドネダ+アラン・ジュール+齋藤徹『M'UOAZ』(1995年)
ユーラシアン・エコーズ、金石出(1993、1994年)
ジョゼフ・ジャーマン 

●ミシェル・ドネダ
2017年ベスト(JazzTokyo)(2017年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン@バーバー富士(2017年)
齋藤徹ワークショップ特別ゲスト編 vol.1 ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+佐草夏美@いずるば(2017年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+今井和雄@東松戸・旧齋藤邸(2017年)
ミシェル・ドネダ『Everybody Digs Michel Doneda』(2013年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹@ポレポレ坐(2011年)
ロル・コクスヒル+ミシェル・ドネダ『Sitting on Your Stairs』(2011年)
ドネダ+ラッセル+ターナー『The Cigar That Talks』(2009年)
ミシェル・ドネダと齋藤徹、ペンタックス43mm(2007年)
齋藤徹+今井和雄+ミシェル・ドネダ『Orbit 1』(2006年)
山内桂+ミシェル・ドネダ『白雨』(2004年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹+今井和雄+沢井一恵『Une Chance Pour L'Ombre』(2003年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ『交感』(1999年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ+チョン・チュルギ+坪井紀子+ザイ・クーニン『ペイガン・ヒム』(1999年)
ミシェル・ドネダ+アラン・ジュール+齋藤徹『M'UOAZ』(1995年)
ミシェル・ドネダ『OGOOUE-OGOWAY』(1994年)
バール・フィリップス(Barre's Trio)『no pieces』(1992年)
ミシェル・ドネダ+エルヴィン・ジョーンズ(1991-92年)


ヘンリー・スレッギル『Poof』(JazzTokyo)

2022-01-01 22:04:05 | アヴァンギャルド・ジャズ

ヘンリー・スレッギルのズォイドによる新譜『Poof』(Pi Recordings、2019年)のレビューを『JazzTokyo』に寄稿した。

>>#08 『Henry Threadgill’s Zooid / Poof』

Henry Threadgill (as, fl, bass fl)
Liberty Ellman (g)
Jose Davila (tuba, tb)
Christopher Hoffman (cello)
Elliot Humberto Kavee (ds)

●参照
ヘンリー・スレッギル(1)
ヘンリー・スレッギル(2)
ヘンリー・スレッギル(3) デビュー、エイブラムス
ヘンリー・スレッギル(4) チコ・フリーマンと
ヘンリー・スレッギル(5) サーカス音楽の躁と鬱
ヘンリー・スレッギル(6) 純化の行き止まり?
ヘンリー・スレッギル(7) ズォイドの新作と、X-75
ヘンリー・スレッギル(8) ラップ/ヴォイス
ヘンリー・スレッギル(9) 1978年のエアー
ヘンリー・スレッギル(10) メイク・ア・ムーヴ
ヘンリー・スレッギル(11) PI RECORDINGSのズォイド
ワダダ・レオ・スミス『The Great Lakes Suites』
ジャック・デジョネット『Made in Chicago』


神田綾子+三上寛@なってるハウス(JazzTokyo)

2022-01-01 22:00:50 | アヴァンギャルド・ジャズ

なってるハウス(2021/12/6)。

>>#06 三上寛+神田綾子

Kan Mikami 三上寛 (vocal, guitar)
Ayako Kanda 神田綾子 (voice)
Photos by Lorenzo Menghi ロレンツォ・メンギ

●神田綾子
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
神田綾子+細井徳太郎+岡川怜央@水道橋Ftarri(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
細田茂美+神田綾子@高円寺グッドマン(2021年)
神田綾子+真木大彰@Permian(2021年)
纐纈雅代+神田綾子@六本木Electrik神社(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
神田綾子+纐纈雅代@下北沢No Room for Squares(2021年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
マクイーン時田深山+神田綾子@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five(2020年)
神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)

●三上寛
三上寛+石塚俊明@アケタの店(2021年)
三上寛、遠藤ミチロウ、日本マドンナ@紅布(2017年)
三上寛+石塚俊明@アケタの店(2017年)
三上寛+JOJO広重+山本精一『Live at Koenji Show Boat, 2005.8.12』(2015年)
三上寛『YAMAMOTO』(2013年)
三上寛+ジョン・エドワーズ+アレックス・ニールソン『Live at Cafe Oto』(2013年)
どん底とか三上寛とか、新宿三丁目とか二丁目とか
中央線ジャズ
三上寛+スズキコージ+18禁 『世界で一番美しい夜』(2007年)
三社『無線/伊豆』(2006年)


アルフレート・23・ハルト『55 Quintets』(JazzTokyo)

2022-01-01 21:55:19 | アヴァンギャルド・ジャズ

アルフレート・23・ハルト『55 Quintets』(2004年)のレビューを『JazzTokyo』に寄稿した。

>> #2152 『Alfred 23 Harth / 55 Quintets』

Choi Sun Bae 崔善培 (trumpet, harmonica, electronics)
Alfred 23 Harth (alto sax, Kaoss Pad, synth, prepared CDR+Numark CDX, composition, production, mix)

●アルフレート・23・ハルト
『阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった』(2020年)
二コラ・ハイン+ヨシュア・ヴァイツェル+アルフレート・23・ハルト+竹下勇馬@Bar Isshee(2017年)
大城真+永井千恵、アルフレート・23・ハルト、二コラ・ハイン+ヨシュア・ヴァイツェル+中村としまる@Ftarri(2017年)
トリオ・ウィリディタス『waxwebwind@ebroadway』(2000年)
アルフレート・23・ハルト『Pollock』(1997年)

●崔善培
『阿部薫2020 僕の前に誰もいなかった』(2020年)
「太平楽」トリオ+崔善培@下北沢Lady Jane(2019年)
沖至+井野信義+崔善培『KAMI FUSEN』
(1996年)